何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ふたご先生の「びじょとやじゅう」電子書籍版希望

togetter.com


 しばらく前、「昔話の絵本がこんなアニメ調になっていてけしからんとか言ってる奴がいる」といった具合にネットで炎上したことがあったようです。そこでふとかんがえました。イラストのタッチよりも、「アレンジ」と称して子供向けに要約やリライトをする過程で、ストーリーが原作からかけ離れてしまったり、物語の趣旨が別物になってしまうことの方こそが問題ではないのかと。


 いかに読みやすくわかりやすくとはいうものの、中にはリライト版を「オリジナルと同等のもの、準ずるもの」と捉える子供さんもいるでしょう。原作と同じものと信じこんで読んだら「あらすじが全然違ってた!」「内容が全く別!」とかいうことになったら。改変されて趣旨が変わってしまったものを果たして、オリジナルに準ずる物と見なせるのだろうか...などとかんがえたのですが、まぁ、かくいう荒井も世界名作劇場のハイジやトム・ソーヤーとかおもしろがって見て育ったからなぁ(汗)。