何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

最近入力したプログラムいろいろ

 例によってプログラムは毎日打ち込んでるんですが、動作確認やバグ捕り等が追っつかないのとおっくうなので(おい)、なかなかネタにできてません。というわけでさいきん入力しおわったプログラムをいろいろ。「BALL&BOX」「PANEL PANIC」「フロントアタック」「ばっちゃこい」「れっつぺいんと」「THE MYSTERY OF THE TOMB」。いずれもMファン89年4月号掲載です。


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 「BALL&BOX」はちょっとひねった追いかけアクション。追いかけてくる赤いボールにぶつからないよう、自機・青いボールを動かして逃げ回ります。青いボールと赤いボールがぶつかるとミスですが、赤いボールが箱にぶつかれば得点。赤いボールを避けつつ、うまく誘導して箱にぶつけるリスク&リターンのルールがよくできてます。ちなみに後にMSX界で大活躍するSyntaxさんの作です。


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 「PANEL PANIC」は平面ルービックキューブとでも呼ぶべきパズルゲーム。パネルを動かしたり入れ替えたりしながら、全ての列の色を揃えるのが目的です。この手のパズルは解き方を見つけるのが醍醐味みたいなところはあるんですが、荒井はプログラムにバグがなさそうなことを見届けたところでやめました(おい)。


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 「ばっちゃこい」は野球のフライ捕球ゲーム。題名は「バッター来い」という意味のようです。全10球のバッターフライをどれだけ拾えるかを競います。この手のキャッチゲームはMファンでもちょくちょく見かけたタイトルで目新しさはありませんが、本作は全体的に遊びやすく、安定した面白さがあります。ボールのアニメーションが特によくできてます。


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 「フロントアタック」はNu~さんの作品。画面内で自機を動かしひたすら敵機を避けます。この手のゲームもよくあったもので目新しさはありませんが、そこはさすが名手Nu~さん。操作性と背景が高速で迫ってくる3D風の演出がよくできていて、非常に爽快です。


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 「れっつぺいんと」は陣取り対戦アクション。二人のプレイヤーで画面内を塗りつぶし合い、より多くの面積を塗った方が勝ちです。ポプコム掲載の傑作「Rock'n Roller」と同様のゲームですな。テンポの良さや演出等々「Rock'n Roller」の出来には敵いませんが、1画面でこれだけ出来ればたいしたものだとおもいます。


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 「THE MYSTERY OF THE TOMB」はじっくり腰を据えて遊べるパズルゲーム。あらかじめ行動をプログラムできるタンクで、標的となるブロックをすっかり壊していきます。


 個人的に気に入ったのは王道のフライ捕球ゲーム「ばっちゃこい」と、スピード感抜群な「フロントアタック」。どちらもシンプルかつ明快な上一局がすぐ終わるので、遊んで負担を感じません。ぱっと遊べてすぐ解ける軽いゲームが嬉しくなるのは、歳を取ったせいですかねぇ(泣)