何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

納涼鳥兜山ツーリングということにしとこう

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 で、盆入り直前に新車となった(おい)DJEBEL200とともに行ってきたのは、蔵王でした。
 例によって夏休みのこの時期の日曜は暑いしどこも混み合うので、山奥に行くに限ります。さらに今月になってからまだひとつも山に登っていません。というわけで行きやすくて涼しくてそこそこに空いていそうなところということで、蔵王の鳥兜山(とりかぶとやま)に登ってくることにしたのでありました。


 鳥兜山は瀧山の一つ南にある山です。山頂直下までリフトやロープウェイが通じているので、そちらを使うこともできますが、今回はいちおう山歩きが目的なので、ふもとの蔵王中央高原から歩いて行くことにしました。まぁ、かなり端折ってはいるんだけどな(おい)。


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 スタートは以前瀧山に登ったときにも見た中央高原駅蔵王大権現堂前。前回はジュピアから上ノ台ゲレンデを登ってここまで来ましたが、今回はパス(おい)。蔵王林道でお手軽に到達です。権現様にお参りしたらドッコ沼の前に単車を駐め、登山開始。三五郎小屋を脇目に中央ゲレンデを登っていきます。お盆休みということで、今日はじゅっきー君をはじめとする県内人気のマスコットキャラが周辺に出没するということだったんですが、会えませんでした(泣)


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 さておき道は登山道と言うよりまるきりの遊歩道。だいたいの方はリフトやロープウェイで登ってしまうので、登ってるのは荒井くらいのものです。下りてくる人はそれなりにいましたが、登山装備ではない観光客の姿が目立ちました。


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 10分ほどの登りでロープウェイの鳥兜駅に到着。ここまで来れば山頂はすぐそこ。ロープウェイ駅の裏に回ればもう山頂です。標高1387メートル。瀧山より20メートルほど高いながらあっという間です(おい)。ドッコ沼からは120メートルほどの登り。山頂にはさっきの権現様や地蔵岳のお地蔵さんとともに蔵王の神として崇敬厚い、大黒様が祀られています。


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 楽しみにしていたのは抜群と評判の展望です。山頂からの眺めは噂どおりで、南には地蔵岳が間近に迫り、展望台からは瀧山とその麓の温泉街が望めます。奥には雲に埋もれながらも月山や朝日連峰が見え、さらには置賜の盆地まで望むことができました。


 蔵王中央高原はトレッキングコースが充実しているようで、山歩きを楽しむ方々の姿も目立ちます。今回はてっとりばやく鳥兜山に行ってきましたが、そのうち機会を作って、歩きに行ってみたいものです...今回がお手軽すぎたもんな(おい)。


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 帰りはドッコ沼で涼んできました。さすが標高1260メートルほどの高所ゆえ、至って快適なもんです。水辺では観光客や避暑客がくつろいでいましたが、たいそう混んでいるというほどでもありません。こういうところで日がな一日なにもせずにうだうだ過ごしたいぜ(おい)。