何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

河島山に行ってきた

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 今日は用事で山形に行ってきたのですがその帰り、気付けば今月はまだ一座しか山に登っていなかったことに気づき、急遽村山市の河島山に行ってきたのでした。河島山は最上川を挟んでクアハウス碁点の向かい側にある、標高194メートルほどの小山です。ふもとは園地として整備されてあり、郷土資料館や蕎麦打ち施設なんかも建っています。また、山からは旧石器時代の遺物や土器、古墳跡、中世の城郭の遺構なども見つかっており、県の史跡にも指定されています。


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 いちおう遊歩道があって様々なコースで散策が楽しめるようになってはいるのですが、里の低山の常で道は入り組んでおり、下手に動き回ると迷います。しかも全部が全部整備されているというわけではなく、ところどころ草ぼうぼうなところも。さらに悪いことにはやけにウルシが多くて、気をつけないと接触してかぶれそうです。漆塗りの万年筆なら毎日のように触ってるんですけど(おい)。
 おそらく中世のチャシ跡が山頂なのでしょうが、そこに至る道が藪っぽいうえ、ウルシが目立ったので登頂はあきらめ、ふもとに戻ってきたのでありました。


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 最上川と並んで走る主稜線のところどころからは、対岸に碁点の体育館やクアハウス、葉山などを望めます。今の時期ならではの木イチゴなんかも楽しめたので、山頂は踏めなくともよしとしますか。藪が引けた晩秋あたりにまた登ってみたいものです。