何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

しゃくやく祭りに行ってきた

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 話はおとといの続き。それで長井で三淵渓谷を見物した後、久々にたいようパンが食いたくなって置賜東部林道で宮内経由で高畠の直売所に向かい、無事パンにありついたその帰り、しゃくやく祭りを見物してきました。


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 しゃくやく祭りは南陽と上山の境、元中山にある諏訪神社で今の時期に開かれている催しです。こんな祭りをやっているよということは、地元テレビ局の情報番組でなんとなく目にしていたのですが、たまたま帰り道、国道13号線沿いに「しゃくやく祭り」ののぼり旗が立ち並んでいるのを発見し、ついでに寄ってみようかと突撃したわけであります。ちなみに見物の際は、維持管理費の名目できっちり入場料を取りやがります(おい)。1回500円也。
 さておき、諏訪神社は岩部山トンネル北坑口近く、中山中学校があったあたりから県道238号・中川停車場線を少し入ったところにあります。
 その神社の周りに芍薬苑がありまして、見頃を迎える今の時期、催しを開いているというわけです。村木沢のあじさい祭りみたいなもんですかね。
 週末に合わせ、境内にはおみやげやかき氷などを売る露店が店開きします。地元の果樹園さんが売っている手作りラムレーズンアイスが旨かったぜ。


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 さすが入場料を取るだけあって(おい)、芍薬は見事なものでした。境内や芍薬苑には数十種類の芍薬が多数植えられ、日本屈指の規模だとか。もう散っているものあり、盛りのものもあり、まだつぼみのものやこれからの等々、品種によって開花時期が異なるので、長く楽しめるという趣向のようです。
 「座れば牡丹」の文句で芍薬の名前こそ知ってはいましたが、実はどんな花なのか、おもえばとっくり現物を見たことがありません。目にする芍薬はフリルを幾重にも重ねたような絢爛な姿で、花と言われて頭におもい浮かぶような、いかにも花!という花でした(おい)。芍薬の姿ならば、さぞ豪勢な美女なのでしょう。
 県道238号線は国道13号線と小滝街道を往来する際に便利なもんで、これまで何度も通っているのですが、神社があるなんてことは全く気づきもしませんでした。地元であっても、まだまだ知らないことは多いものです。


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