何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

サイドビューアクション2題

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 1画面プログラムはまたたく間に打ちおわるので、入力済みのものはいくつかあるのですが、紹介文を書く方が実はたいへんだったりするのです(おい)。というわけで入力しおわっていた1画面プログラムのご紹介。
 一本目は「おーぼけーたの大冒険」。やはりMファン88年12月号掲載のサイドビューアクションです。これも内容はいたってシンプル。主人公おーぼけーたをあやつり、横から飛んでくるボールをかわしつづけるというもの。
 シンプルながらおーぼけーたはジャンプと左右移動が可能で、ボールの挙動は3種類。背景の床と天井が左に流れていくのが凝ってるところ。この手のゲームならではのテンポの良さと操作性の良さを備えており、けっこうおもしろく遊べます。


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 もう一本「デジタルランナー」はなんと1画面ですらない1行プログラム。ファンダム通信*1に掲載されていた作品です。数字の「1」と「0」で構成されたステージ上を、カーソルキーを使って左から右まで渡りきるのが目的です。ただし移動に決まりがあって、0の上では押したキーどおりに動くのですが、1の上では反転します。ルールは単純で、わかっているはずなのに、慣れないと全然先へ進めなくてもどかしい感じがこの作品の巧いところ。クリアするともれなく所要時間も表示されるところは抜かりがありません。
 どちらも単純ながら、ちょっとしたアイディアや工夫の妙を味わえる作品です。

*1:Mファンのプログラムコーナー「ファンダム」投稿者に配布された情報誌。当然プログラムを投稿しないと貰えなかったようです。先日たまたまTwitter上で見かけた画像にリストが載ってたんだい。