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何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

大散財845

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 というわけでもう一本買ってしまったのは、同じくパイロットのカスタム845です。カスタムシリーズの最上位モデル、いわゆるフラグシップというやつ(おい)*1


 そもそも、ちょっと高級な万年筆も一本くらいあってもいいかなとは、前々から思っていたことではありました。
 当初はプランジャー式のギミックが気になって、カスタム823あたりを考えていました。しかし自分の使い方ではそう大量にインクを消費することもないだろうからプランジャー式の恩恵は少ないので、だったらおもいきってパイロットのレギュラーモデルでいちばんいいのにしてしまおうと、845にあこがれることになったのでした。いつかはクラウンです(違)。
 とはいえあったところで使うあてもなく、むしろキャップレスの方が自分の用途には合うだろうから、そう急がなくてもいいだろうと後回しにしていたところ、まあ、運が悪い。先日、某所にてたまたま新品未使用品の845*2が、2万円ちょいで売られてやがる現場に遭遇してしまいました。よりによって! キャップレスを買う直前だい!!
 新品定価5万円+消費税の品が半額以下*3。千載一遇の好機とはいえ相当の出費。しかも必要としているのはキャップレス。非常に悩みました。どうしようどうしようと一晩悩んだ末「買わずに後悔するより買って後悔しろ」の格率に従い、両方買うことに決定(おい)。そういうわけで期せずして、思ったより相当に早く、パイロットのフラグシップを手にすることになってしまったのでありました。好機とは最悪のタイミングで訪れます。迷ったらとりあえず全部いっとけ!(泣)*4


 というわけでこの845、見た目はカスタム74シリーズとあんまりかわりありませんが*5、手にしてみるとさすが上級モデル。細部のつくりがちがいます。胴軸の素材はアクリル樹脂でなくて漆塗りのエボナイト。艶と持った感触がまずちがいます*6。74では使っているうち、首軸がゆるんでいることが多々ありますが、今のところそれがありません。ペン先も大きくて、しかも一部ロジウムメッキされててカッコイイ(おい)。肝心の書き味は、使いはじめて日が浅いのに、スムーズでなかなか調子がいいです。大型ニブの余裕でしょうか。
 カスタムシリーズの魅力は、飽くまで実用品であること。舶来品に比べて色気はありません。飾り気はないものの、書くためにとぎすまされた実直な作りに、ある種の美を見て取るのはフェティッシュというやつでしょうか。


 まぁ、そうは言ってもあいかわらず字はヘタクソなんですが!(号泣)

*1:去年URUSHIが出たけどな。

*2:しかもこれにしようと思っていた太字

*3:しかも文具ってたいがい定価販売

*4:「キャップレスをあきらめればよかっただろ」?...そんな方法あったっけ?(おい)

*5:74シリーズは両端が丸みを帯びたバランス型で、845は両端を切り落としたベスト型だとか、そうとうに違いはあるのだが、あんまり興味がない方々の目にどう見えるかは知らない(おい)。

*6:アクリル樹脂も多少のキズを気にせずガシガシ使えるんでいいけどな。