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何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

大岡山に登ってきた

山形探訪 写真機とか

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 初冬だというのにすばらしい陽気に恵まれたこないだのある日、大岡山に登ってきました。大岡山は山形市中心部から遠くない郊外、楯山地区にある里山です。ことし地元YBCのローカルテレビ番組「やまがたサンデー5」で紹介されていたのを見て興味をもったのと、先月の健康診断で運動不足を思い知り、これではいかんと登りに行った次第です。


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 登山道は数ありますが、登ってきたのは「サンデー5」で佐伯アナが登ったのと同じ、風間山から旧松茸山を経由して山頂に至る縦走コース。全行程正味3時間の道のりです。最初の経由地となる風間薬師堂はすでに幕でまわりを覆われ、すっかり冬のよそおいでした。
 里に近いのと、冬枯れで木々が葉を落としているおかげか、登ればあちこちからふもとのようすが望めます。薬師堂近辺からは北に楯山や風間の集落、稜線に出れば西に大野目付近の街なみ。どこを歩いても眺めに恵まれています。冷たく澄んだ晴れ空の下、木々の間からふもとを見下ろしつつ、落ち葉を踏み歩くのは気分がよいものです。初冬の里山歩きの楽しさは、格別のものがあります。


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 十何年前の登山ガイドによれば、かつて登山道はあまり手入れもされず、けっこう荒れていたとか。現在はそんなことはなく、まったく快適に歩けます。登山道の至るところにはユニークな看板がたくさん据えつけられ、人の手がこまめに入っているだろうことがうかがえました。
 今のように気持ちよく歩けるようになるまでには、おそらくは地元の皆さんによる、相当な尽力があったのでしょう。登山口で、すぐ近くに住んでいるおばちゃんが「これから大岡山に登るの? 今日はことし最後の陽気だろうからうってつけねぇ。」と、こころよく送り出してくれたのが印象に残っています。


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 眺めのよい尾根歩きの次は、えんえんと続く上り坂。旧松茸山にさしかかると、本格的な登山道の趣が強くなります。旧松茸山を登りきったらいちど七曲峠の鞍部まで下り、そこから山頂までは急坂をさらにひとふたのぼりです。ここが辛抱のしどころですが、北には二口山塊なども望むことができまして、やはり眺めには事欠きません。急登の終わりには姥神さまの石像が鎮座して、登山客を出迎えてくれます。姥神さまもすっかり防寒装備に身を固め、長い冬にそなえている様子でした。ここまで来れば山頂はもうすぐです。


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 かくして2時間ほどで標高401メートルの山頂に到着です。山頂は広々として、西に目をやれば山形の街の背後に、月山・葉山などが見渡せます。朝日連峰もすそ野の方だけちょっと眺めることができました。ここでアルストをとりだし、茶を淹れて一服。ことしはぜんぜん外飯や外茶もできなかったので、ここぞとばかりに外茶を楽しみます。
 山頂には「風の木箱」なる箱があって、中には登山者が感想などを書きつづるためのノートが収められています。開いてみるとしっかり佐伯アナのコメントも書き記されていました。荒井同様、「テレビを見て登りに来ました」という人も目立ちました。


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 帰りは姥神さまの前から別のルートに分岐。そこから大野目方面に向かって下っていきます。急な下りを気をつけつつ下ることしばらく、杉林の間に風間不動尊が見えてくれば、里はもうすぐ。不動尊のあたりはやけに暗くて陰鬱で、夜に一人では来たくないかんじです。杉林を抜けると、目の前には刈り取りが終わって久しい田んぼが現れ、あたりがぱっと明るくなります。あとはのんびりあぜ道を歩いて、車を駐めたところまで戻るだけ。低山には低山の楽しみがあるもんです。


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 さて、この大岡山、風間山から登る場合、少々取り付きがわかりづらいです。薬師堂入り口に駐車場があるのですが、ここに行くためには、県道19号線から路地に入らなければなりません。道沿いに立つ市会議員連絡所の看板が目印です。
 ちなみに荒井は2度下見したにもかかわらず、この路地の入り口がよくわからず、楯山のコミュニティセンターに車を駐めて登ってきました(おい)。
 楯山駅前の横断歩道を渡ったところにも登山道の案内標識がありますが、これは七曲峠から登るルートを示しています。この標識に従って車で入っていこうとすると、道が狭くて進めなくなること必至なので、どうぞご注意を。