何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「SHOPPING」

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 OCRおそるべし。印刷の質のおかげか、まったくMファンのプログラムは読み取り精度が高くて入力がはかどります。というわけできのうにひきつづきプログラムネタ。Mファン88年9月号掲載の「SHOPPING」です。
 内容は一風かわった二人用ボードゲーム。盤上に交互に駒を打ち、より多くの駒を置いた方が勝ちです。


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 一見オセロのようですがさにあらず。自分の駒で相手のを挟んでも、駒を取ることはできません。その上全ての駒は有料で、打つたび駒に応じた金額を払う必要があります。駒は最初に与えられる軍資金の範囲内でまかなわねばならず、資金が尽きたらその時点で負け決定。題名は駒が有料であることに由来しているわけですな。
 相手の駒を取るためには、周囲の駒の色をかえられる「攻撃用」の駒を使うのですが、強い駒ほど高額なので、むやみやたらに打てません。ですからなるべく温存して、ここぞ、というタイミングの見極めが鍵になるわけです。誌面ではめまぐるしく攻防が入れ替わる終盤の展開が熱いと紹介されてました。
 ...と書いといて、実は荒井、このゲームをまともにプレイできてません。なぜなら。二人プレイ専用なので、対戦してくれる相手がいないから(泣)。兄に頼もうにも、ある程度の遊び込みが必要な太古のゲームのテストプレイを押しつけるのは気が引けますしというわけで、2プレイ専用ゲームのテストプレイは毎度悩むのでありました(おい)。