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何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

納涼舟引山・不忘山越え林道ツーリング

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 今日は休みでした。予想最高気温が35度越えで、さらに夏休みでどこに行っても人で混んでいることがわかりきっている日曜日は、人気がなくて涼しいところに行くに限るぜと、南蔵王林道・不忘山林道を走ってきました。夏は山奥の林道に限ります。えぇ(おい)。


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 南蔵王林道は蔵王刈田岳南の大分水嶺・舟引山に通じる林道です。宮城県境で不忘山林道と接続し、不忘山南麓を通って白石に抜けられます。一つ北のエコーラインが観光道路としてよく知られている一方、こちらは20キロものロングダートが楽しめるというので、オフ車乗りがたびたび走りに来るとか来ないとか。林道付近ではフル装備のオフローダーのグループや、関東から来たらしい四駆も見かけました。
 この道の存在は荒井も知っていましたが、実はこれまで一度も走りに行ったことがありません。暑さしのぎで蔵王を走るならエコーラインは慣れっこなので、だったら知らないところを走ってみようぜと気が向いた次第です。
 かつてドキュメンタリー映画のロケ地となった集落・古屋敷を抜けると、程なく林道起点です。


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 伐採等で人の出入りがあるようで、林道自体は割に整備されている印象です。しかしところどころデカい石が路面に現れているようなところもあればガレ場もあったりで、タフなダートであることに違いはありません。それなりに走破性能の高い車両でなければ苦戦は必至でしょう。オフロードバイク乗りで良かったぜとしみじみ思いながら急坂を登っていくと、道端の光景は鬱蒼とした杉林から雑木林に変わり、あたりが明るくなってきます。さすがは蔵王連峰、日当たりはさんさんとしているのに空気は爽やかで暑さをあまり感じません。峠直下からは、藪の向こうに上山の盆地が少し見えます。藪が退けていれば、抜群の展望が開けるのでしょう。


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 名無しの峠を越えたところで分岐が現れ、はたと悩みます。いったいどっちが不忘山林道なのか。とりあえず勘に任せて選んだ道をしばらく走っていくと行き止まり(泣)。俺の勘もアテにならねぇなとあたりを見てみれば水路のトンネルとともに「横川堰」という標柱や記念碑が建っています。後で調べてみたところによれば、宮城から上山に灌漑用水を送っているもので、大分水嶺を越えて送水している全国的にも珍しい施設なのだとか。大分水嶺マニア的に、面白いものを拝めてちょっと得した気分です。
 ちなみに不忘山林道は右の道、下りていく方です。


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 宮城側はあまり展望が開けません。分岐をちょっと下ったところから、振り向きざまに刈田岳が見えるくらいです。そこから先はひたすら林の中を縫う薄暗い道が続きます。路面はあいかわらずデカい石が頭をのぞかせていたりガレていたり。さらに路面が沢水でぬかるんで、水たまりになっていたりグチャグチャになっているところも数知れず。件の四駆はフロントが泥んこでしたが、どうやらこれが原因のようです。
 荒井は軟弱なので、水たまりやどろんこの所は速度を落としてそろそろと走ってましたが、それでもうちに帰って確かめてみたら、靴やDJEBELの泥はねがドロドロになってましたとさ(泣)


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 東側が長大な下り道になっているのは、奥羽越えの常です。気の抜けない道中が続きました。それでもところどころ横切る渓流が風景に変化を付けてくれます。途中水場を見つけると、水筒がわりに持ってきたペットボトルに水を汲んでは喉を潤します。気付けば道中、人の姿は見かけず、誰一人ともすれ違っていません。暑さも人混みもここは無縁。やっぱり夏は山奥の林道に限ります。


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 帰りは手軽に遠刈田からエコーラインで山形に戻ってきました。その途中蔵王の温泉街に寄ったところ、音茶屋さんで氷白くまを出していることが判明*1。山形でかき氷タイプの白くまが喰える!と狂喜したことは言うまでもありません。

*1:樹氷とかじゅっきー君にちなんだ名前にせず、「蔵王白くま」としたところがすばらしいんだよなぁ。