何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「べーしっ君」読み終えた

 先日うちの兄が荒井清和先生の「べーしっ君完全版」を買いまして、読めと言って貸してくれたのをようやく読了しました。3時間ほどかけて読み終えたのですが、さすが十何年分のボリュームを一気に読むのは疲れました(笑)。


 自分はMマガ読者でもログイン読者でもなかったのものの、友達が貸してくれたアスキーの雑誌や立ち読み等で触れる機会には恵まれていたのか、80年代中盤のネタはけっこうあれこれ読み覚えがありました。特にポピュラ寸一とか尾倉保間ミキのお下品ネタを中心に(おい)*1
 今読み返してみると、ネタの多くは当時のゲームはもちろん、話題になったテレビ番組やCM・流行等を知っていないと理解できないものが大半で、今の若い読者はまず付いてこられないでしょう*2。作者の荒井清和先生はテレビウォッチャー的な活動もしていますが、そういうことをやっているからこそ描けた漫画だったんだなと改めて気付かされたのでした。
 できれば単行本収録の「血染めのジョイスティック」とかの長編も収録して欲しかったなぁ。

*1:好きなネタは「シルバーソックス」と「あしゅぎーね君の…」ですが何か。

*2:自分は当時を知るオジちゃんなのでだいたいわかります(泣)