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何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

十分一峠に行ってきた2016

山形探訪

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 というわけでようやくこないだの寒河江行きツーリングの続きの話です。
 寒河江に行った目的の一つは、6月末に通れるようになった国道458号線・十分一峠(十部一峠)の様子を見てくることでした。去年は6月から7月にかけての約半月しか通れず、その後は災害復旧工事をやっていたというので、状況や未舗装区間の様子が非常に気になっておりました。
 それで通れるようになったためさっそく行ってきたわけですが、国道112号線を幸生方面に曲がる前から荒井のすぐ前を道路工事の車両が2台連なって走っているのを見て、非常に不安になりました。もしや舗装工事でもするのかと。
 宮内で458号線に曲がり、幸生の集落を過ぎても、工事車両はなかなか止まりません。もしやこのまま十分一峠を越えるのではないかとはらはらしながら見守っていましたが、車は幸生銅山の手前で停車。近くに同じく工事のためと思われる車が何台か停まっているのを見て、ようやくほっとしました。


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 道路規制情報によれば、今年は寒河江側で橋の補修工事をやるというので、片側交互通行になっているとのこと。おそらくその工事のための車両が集結していたのでしょう。「幸生銅山回想」の看板が立っている広場には赤茶けた土砂がうずたかく積み上がり、いかにも先で何かやっていそうな気配です。ゲートはすでに開いていましたが、湯殿山碑の少し先のところには重機が入り、工事の真っ最中です。
 どうやらそこが片交規制箇所らしいのですが、信号や整理員は置かれておらず、どのタイミングで先へ進めばいいのかよくわかりませんでした(おい)。ともあれ工事のため、ただでさえ狭い道路がさらに狭くなっていますので、通行にはいっそうの注意が必要です。


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 そこから峠までは特に何の問題もなく通行できました。永松林道はあいかわらず封鎖中です。あいにくのくもり模様で永松展望地見晴台から見えるのは、月山のすそ野だけでした。たまたまそこで、寒河江からお昼を食べに来たという方と会いましたが、一日中天気が優れなくて残念だなぁと仰っていました。


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 見晴台を出れば、懸案の未舗装区間は間もなくです。到着してみれば果たして、去年と同じ場所から舗装が切れて砂利道になっています。驚喜しながら未舗装区間をゆくことさらに3キロほど。未舗装区間はやはり去年と同じ、大師峠の手前まで続いてました。大師峠の未舗装区間は健在です。


 国道458号線は、最後のダート国道として全国区の知名度を誇ります。残念なのはそれがいかに貴重で、いかに全国から人を呼び込める魅力になっているのかを知っている山形県民が少ないことです。そこでしか味わえないこと、そこでしか見られないもの、そこにしかないものが、どれだけその土地の強みになるのか。山形県民はもっとこの道の価値を知らなければなりません。


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 さておき。大師峠からさらに進んで、中小屋沢の大崩落箇所はすっかり工事が済んでいました。ショベルカーが入っていた祓川の河原もきれいに整地されていますが、未舗装区間はあいかわらずです。肘折側の未舗装・簡易舗装区間の様子も、去年と大きく変わっていません。長期にわたって通行止めがされていると、その間に大改修されてがらりと道が良くなってしまっているんでないかと心配になってしまうのは、酷道愛好家の性です(おい)。 


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 そして途中足止めを食らうこともなくそのまま進んだ結果、無事肘折へと通り抜けできました。今期は幸生銅山付近で大きな工事をしている以外は特に何の問題もなく通行できます。未舗装区間も去年と変わりなし。天気や時間のせいか通行量は少なめでしたが*1、途中オフロードバイク2台ほどとすれ違いました。やはり通れるようになっていると、気になって走りに来る方がいらっしゃるようです。
 久々に安定して通れそうな様子なので、今年も隙あらば十分一峠に足を運ぼうと思います。

*1:ただでさえ少ないとは言いっこなし