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何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

二口峠に月山を見に行った

山形探訪 写真機とか

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 この日もすばらしく月山がきれいに見えて、さらに鳥海山まで見えたものですから、また眺めのいいところに行きたくなって、二口林道に行ってきました。葉山はこの間登ったばかりなので、さすがに今日は別の所に行きました(笑)。
 二口峠の中腹は山形盆地格好の展望台です。今の時期はさくらんぼ畑のビニールハウスが眼下に広がり、運が良ければその後ろに月山が望めます。
 この日はゆっくりした日程で、いつもの麺屋いばらきさんでまぜそばの早い昼食後、林道に向かいます。馬形林道合流点のゲートは案の定閉まっていたので、そこからは徒歩。ゲート前に単車を置いて登りだします。ここから展望地点の九十九折り地帯まで約4.5km。歩いて約1時間の道のりです。歩くとはいえ大規模林道ですから、苦戦するような場所はありません。こないだ葉山に登ったただけに、林道がいかに通りやすくできているか思い知ったのでありました。
 ゲートが閉まっているからか、あたりは全く人気がありません。とはいえ鳥のさえずりや虫の鳴き声がにぎやかに聞こえるので、寂しさは覚えません。ブナの新緑の美しさは峠の見どころの一つ。それがほぼ貸し切り状態なんですから、やはり二口峠は、初夏が最高です。


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 そうこうして歩くこと1時間、中腹九十九折り地帯に到着。そこからは想像以上にすばらしく月山が見えました。青空を背景に、残雪をいただいた山の姿が真っ白く浮かび上がります。さらに右の方には鳥海山まで! 比較的天候がよいこの時期であっても、よほど天気に恵まれないと、こんなにくっきりはっきりとは見えてくれません。
 二口峠からこんなに鮮明に月山を見たのは何年ぶりでしょうか。この月山の展望を求めて、毎年この時期に二口峠に行くのですが、それなりには見えるものの、ここまでくっきりはっきり見えることは稀です。数年間、待ちに待った風景を前にすぐ去るのも惜しく、写真を撮ったり茶を沸かしたりしながら、小一時間、心ゆくまで月山と対峙してきたのでありました。頂を目指さないのんびり山歩きもいいもんです。


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 ところで今回は中腹九十九折り地帯こと、林道6.5km地点まで行って戻ってきただけですが、そこまでは派手な路肩崩壊や、大規模な土砂崩れはありませんでした。ただしところどころに小規模な落石や土砂崩れがありまして、もうちょっと整備しないと車での通り抜けはできなさそうな気配です。また今年も、全線開通は後のことになりそうです。