何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

麺屋いばらきさんに行ってきた




 ひいきにしている屋台*1のラーメン屋さんが、今度天童に新しく店を構えたので、食べに行ってきました。開業は今週頭の大安吉日。荒井は仕事の都合で、ようやく今日行ってこられました。できればもっと早く食べに行きたかったんですけど(泣)。
 さておき午前11時の開店直前を狙い、単車で行ったのですが、すでに駐車場は満車状態。単車を停めるのにも困るほどで、店内にはすでに十数人先客がいました。他の方のblogレポート等を見るに、開業以来盛況が続いているようです。


 注文したのは「煮干しらぁめん」こと食べ慣れた中華そば*2。屋台の時は店主さんに直接オーダーしてましたが、新店では食券式です。この客入りを見れば、食券式で正解でしょう。キャパシティはおよそカウンター10人、テーブル10人、小上がり10人のだいたい30人といったところでしょうか。先日開店準備中の際、たまたま店主さんにお話を伺ったときには、混雑時の相席を見越して、分離できるようなテーブルを新調したいと仰ってました。


 気になるのは屋台から味がどう変わったかです。ひとくちスープをすすってみてほっとしました。「あぁ、あの食べ慣れた味だ」。煮干しと銘打ってますが、いわゆる「ニボ系」とも違った魚介系で、山形県下のラーメン屋では一番自分の口に合う味です。とはいえ屋台の頃の味とも少し違っていて、より一般向けに、店舗向けにチューンしてある印象です。屋台の頃から屋台の水準を超えるラーメンを食わせる店だと評されていましたが、屋台の小さな厨房ではできることも限られていたのでしょう。厨房に並ぶ寸胴鍋を見て、その制約が取っ払われたことを感じたのでありました。これから登場するだろう新しいメニューも楽しみなところです。


 「梵天丸」「さたけ」「ぬーぼう二代目」「ラーメンショップ」「勝蔵」「水車そば」等々、周囲に人気店がひしめく激戦区天童で生き残っていくのは大変なことでしょうが、長年に及ぶ屋台営業の末、念願の我が店を開いた店主茨木さんに、改めてお祝いと「がんばって!」と申し上げます。次はまぜそば喰いに行きますので(おい)。

*1:厳密にはケータリングカーでした。

*2:画像は大盛りです。