何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ちびパンで米炊いた

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先月地元のアウトドア用品屋で「店内全品10%引き!」なんてセールをやってたので、ユニフレームのちびパンを買ってしまっていたのですが、フライパンで米が炊けるという情報を仕入れたので、米炊きに使ってみました。
ちびパンというのは、直径16センチの鉄製小型フライパンです。ちょっとしたものを作るのに便利で何かと使い勝手がよいと、キャンパーや外飯愛好家にもっぱら評判のモデルですが、特にいいのは専用のフタがあるところで(別売り)、蒸し焼きなんかもできます。米を炊こうなどと思いついたのも、このフタあったればこそ*1


炊き方はだいたいいつもどおり。分量は米1合、水230cc(約1.3倍)。沸騰するまで強火、焦げつき対策として一度底から全体をかき混ぜ、その後弱火で10分、火から下ろして蒸らし5分。火から下ろす前に一度フタを開け、芯がないのを確かめてから蒸らしています。米は1合でちょうどちびパン一枚分。炊く前に2時間ほど浸水させてますが、今の時期なら30分から1時間くらいで十分でしょう。


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蒸らし終わっていざフタを取ってみると、いつも以上にうまく炊けました。おこげができているにもかかわらず、鍋には全く焦げ付きがありません。いつも使っているチタンクッカーよりも鍋が厚くて焦げづらいのと、鉄ゆえむらなく火が廻るのがよいようです。ご飯を寄せてカレーをよそうと、コッヘル以上に旨そうに見えることも密かにポイント高いです。ちびパンスゲぇ。


結果は上々でしたが、クッカーほど縁が高くないので、吹きこぼれしやすいのが課題です。おかげでいつも使ってるバーナーシートがドロドロになって、片付けが厄介でした(笑) 浸水さえしっかりしとけば水の分量はいくぶん減らせるので、いろいろ実験の余地がありそうです。

*1:以前買った200円スキレットで使うつもりで、先にフタだけ買ってました(おい)