何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「イントルーダー」

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またプログラムを打ち終わったのでご紹介。今回はポプコム85年11月号掲載「イントルーダー」です。
リストは全部で7ページほど。BASICリストが短い上、ポプコムダンプリストとOCRの相性の良さゆえ、あっという間に入力が終わりました。
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「スーパーコブラ」「タイガーヘリ」「バンゲリングベイ」等々、自機がヘリコプターというSTGは昔からいろいろ見かけたものでした。その多くはユニークな作品としてゲームファンに知られてますが、本作「イントルーダー」は、そんなヘリゲームの伝統にのっとった横STGです。

戦闘ヘリで敵陣に切り込み、奥地にある4つの要塞「パイル」殲滅を目指します。自機に加速度や慣性が働くのがヘリゲーならでは。さらに本作がユニークなのは「補給」が必要なところです。
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ヘリは出撃ごとに燃料と弾薬を必要とします。ところが一度に積める総量が決まっているため、あれもこれもと積むことができません。
武器は全部で5種類*1。武器にはそれぞれ得手不得手があるほか、撃つごとに弾薬を消費します。弾薬にはそれぞれ重量があり、ヘリの積載量を超えて積むことはできません。燃料は弾薬を積んだ後、残る積載量めいっぱいまで補給されます。
弾薬が多ければ火力は上がるものの、ガス欠しやすくなります。逆に弾薬を減らせばその分多く燃料を詰められますが、攻撃力は下がります。どの弾薬をどれだけ持っていくか、燃料との兼ね合いをどうするかという判断が攻略の要です。
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重量制限ゆえ、一度の出撃で全てのパイルを破壊できるだけの弾薬は持てません。何度も敵陣と前線基地を往復し、補給しながら戦うことになります。往復しながら目標達成を目指すというスタイルは、往年のヘリゲーの名作「チョップリフター」を彷彿させます*2
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弾薬と燃料は基地の備蓄を取り崩して補給します。備蓄が底を突いたら任務失敗。さらに敵の戦車が基地に到達しても、即ゲームオーバーとなります。ミッション達成にはテクニックの他、状況判断と戦略が必要であるため、シミュレーションゲームのような頭を使う面白さが加味されています。

*1:うち2種類は隠し武器。敵ヘリの撃墜数に応じてオープンされる。

*2:むしろ「チョップリフター」を意識したのだろう。