何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「ガイアの紋章」と混同するのは勘弁してください


京都で開催されているインディーゲームのイベント「Bit Summit」にて、幻のMSX用アクションゲーム、サムソンソフトの「GAIA」のリメイクが出品された模様です。






「GAIA」はゲーム本編よりも、ベーマガ等の雑誌に掲載された広告の方で有名です。ご覧のとおり手作り感満載というかしょぼいというか怪しさ爆発というか、逆の意味でインパクト抜群で、コレを見ていったいどんな人が買うんだろうとリアルタイムで不思議になったほどでした。広告は2ヶ月連続で載ったのですが、あまりに反響がなかったのか、2月目の広告ではあれこれ手書きの文字が追加され、さらに痛々しさが増してます(おい)。案の定、あんまり売れなかったみたいで、長年、幻のソフトとしてMSX愛好家の間で探し求められているのですが、いまだに現物が出現したという報告がありません。

あまりに見つからないもので、広告の「移植出きた方~」の文言にのっとり、ファンの間では、もはや自分であつらえた方が早いんじゃないかと囁かれていました。今回のリメイクはそのとおり、スクリーンショットとわずかに伝わるプレイ経験者の証言をもとに、想像を巡らせて創ったもののようです。あまりに激レアなものだから、当然開発者さんにプレイ経験はなし(笑)。願わくばこれが契機となって、「GAIA」発掘活動に弾みが付くことを期待します。