何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「THE BOMB」




またプログラムを打ち終わったのでご紹介。
今回ご紹介するのは月刊マイコン1988年3月号掲載のパズルゲーム「THE BOMB」、
内容は「フラッピー」や「モールモール」よろしく、
当時よく見たタイプの固定画面パズルです。





画面内にある全ての爆弾をボックスに入れれば面クリア。
爆弾や足場ブロックは押して動かせるほか、
画面内には重力が働いており、下に落とすことができます。
主人公はジャンプできませんが、
そのかわり矢印ブロックに乗ると、自動で上下に移動します。
また、レンガを掘って足場を作り替えることもできます。
こうしたアクションをうまく使って、全7面のクリアを目指します。





さておきこのゲーム、けっこう難しいです。
それというのもクリアには高度なアクションの操作が必要だから。
解くための押し方や掘り方等を考えなければならないのはもちろん、
それと同時に矢印ブロックで移動中に別のブロックに飛び移り、
そこからすかさず足場ブロックを押した後さらにレンガに穴を開けて...
といった複雑かつ微妙な操作をすることがあたりまえのように求められます。
わずかな操作ミスでクリア不可に陥ることはあたりまえなので、
一度動き始めたらクリアするまで、常にイヤな緊張を強いられます。
じっくり考えながらまったり解くというタイプのゲームではないため、
そういうものだと思ってプレイすると面食らうことになるでしょう。
残念なのは、そうした高度なアクションが必要な割に操作性が悪いこと。
ルールはなかなか練られていると思いますが、
テンポを遅くするとか、ステージ開始時に考えさせる時間を設けるとか、
ストレスが溜まらないようにする工夫が欲しかったところです。