何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

自分で探します

「何かお探しですか」。接客の基本は、声がけから始まるコミュニケーション…。そんな常識が崩れつつある? 丁寧なカウンセリングが最大のサービスである百貨店の化粧品売り場で、あえて「声をかけない接客」が導入され話題を呼んでいる。東急百貨店が4月にオープンした「渋谷ヒカリエ ShinQs(シンクス)」の売り場は、まるで新接客法の“実験場”だ。

荒井にとって「何かお探しですか?」と訊いてくる店は靴屋でした。
子供の頃、店に入るとほどなく店員がやってきて、
気が付けばいつの間にやら靴入りの袋を持っていたというのが
毎回靴を買うときのパターン。
自分はこれが非常にイヤで、いろいろ試したりじっくり選びたいのに、
どうして邪魔するんだと、子供心ながらに思ったものでした。
それから十数年後、靴の売り方の方針も変わったようで、
店に入って物色していても「何か〜」と訪ねてくることはほとんど無くなり、
買い回りがしやすくなったとせいせいしたものです。


もっとも、現在靴は山道具屋で買っているため、
店の人に相談しながら選ぶことが増えた荒井でした。