何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

葉山に登ってきた





村山方面まで、GR DIGITAL III用のバッテリーを探しに行こうとしたところ、
そこそこ天気が良かったので急遽葉山に登ってきました。
葉山は村山盆地の西の果てにある山で、標高1462m。
村山盆地や新庄盆地付近のどこからでも見え、
さらに西の月山より見えやすいという点で、
この地方のランドマーク的な存在となっています。
今回登ったのは、村山市岩野地区から、
かつて葉山信仰の中心にあった大円院の跡地を経て
奥の院に至る通称「岩野コース」。
急登あり、ブナ林の尾根道あり、岩場あり、湿原ありと、
大変ながら見所満載のコースです。
登山道は全体的によく整備され、さらにそれなりに広く、
けもの道と言うよりも「古道」と呼ぶのがふさわしいほどです。
かつてこの山道は、葉山詣での人々が行き交った道ですから、
なるほどそれもそうだと納得したのでありました。






9時半過ぎに村山の葉山キャンプ場を出て、山頂に着いたのが12時半少し前。
山頂付近からは四周の展望が得られます。
曇りがちな天気のおかげですっきりとは見えませんでしたが、
ガスの合間からは西に村山盆地や富並川源流の渓谷、
西には月山が間近に大きく見え、さらに北には雲に隠れながらも
鳥海山さえ一応拝むことができました。


再び葉山のキャンプ場に戻ってきたのが3時前。
その後林道で寒河江に下り、市内のカメラのキタムラで
バッテリーを物色したのですが、置いてませんでした。
デジカメで貯まったTポイントをバッテリーに充てるつもりだったんですが(泣)