何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

もっと別の訊き方で

採用面接で定番といわれる状況に、略歴紹介・志望動機の説明などがありますが、「あなたの長所・短所はなんですか?」という質問も質問項目に取り入れている企業も多いようです。質問としては難しい類の質問ではないのですが、長所はともかく短所を正直に言ってもいいのか?と考え込んでしまう方も多いようです。教えて!gooでも、長所・短所と聞かれて言葉が詰まってしまった方の質問が寄せられています。

「貴方の長所と短所は?」という質問は、
実はあんまりいい質問ではないのでないかと思います。
単刀直入ですが、抽象的すぎて非常に答えづらいわけです。
そもそもこの質問の答えは自己分析の結果でして、
それが当たっている保証もありません。
だったらもうちょっと具体的に
「得意なことはある? 得意になった経緯は?」とか
「苦手な物は? どうして苦手なんだろう?」とか訊いた方が、
もっとその人のなんたるかを引き出せるし、答える側も答えやすいと思うのです。


まぁ、質問の意図が本人の持ち味を見極めるということよりも、
妙な質問にでもそつなく答えられることを重視しているような気もするのですが。