何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

起動待ち

多くの人はWindows搭載のPCを使っていると思いますが、その問題は起動速度の遅さ。スリープ状態やスタンバイ状態にしておけば、使用可能な状態まで1分以内にたどり着くことができますが、電源を切った状態から1分以内に使用可能になるのはちょっと難しく、古いマシンともなるといつまで待てば使える状態になるのか分からないなんてこともざらです。そんな状況を打破すべく、マイクロソフトがDeviceVM社と組み、瞬間起動するOS「Splashtop OS」の無料ダウンロードを開始しました。これはWindowsの代わりのOSではなくWindowsと共存するOSで、ユーザーは起動してわずか数秒でウェブサイトを利用したりメールの送受信が可能になります。

今から30年近く前に作られたMSXが、
起動5秒で即BASICが使えたことを思えば、
果たしてこれは進化なのか退歩なのか(おい)。


確かにパソコンの性能は格段に上がったはずなのですが、
そこそこのマシンを揃えるには10万円ないし20万円、
ハイエンドなら50万円は必要で、
2,3万円ではそれなりの簡易モデルしか買えないというところや、
起動までロードでけっこう待たされるあたりは、
ある意味テープ環境があたりまえのホビーパソコン時代から、
あんまり変わってないのかなという気もします。