何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

焚き火趣味を始める




峠歩きや野遊びをやってる関係で、
自称旅人、山野郎のたしなみとしてとりあえず焚き火ぐらい
できたほうがいいだろうとは前々から思っていたことでして、
そんなわけで、焚き火趣味を始めたのでありました。


その昔日本一周した際も、ときおり焚き火のまねごとをやっていたのですが、
当時は何の知識もなく、着かない熾きないすぐ消えると、えらく苦労したものでした。
それゆえ火を扱うにはそれなりの知識が必要だということは痛感していたので、
今度は本を読んで勉強したり、道具を揃えたりと、周到に用意をしての挑戦です。
ちなみに焚き火をした場所は、車で30分ほどの距離にある隣町のある河原。
山形は田舎でさらに芋煮会の風習があるので、車でちょっと走れば、
焚き火にうってつけの河原がそれなりに見つかるのです。


焚き火については全く初心者同然、数回の失敗は覚悟していたのですが、
「焚き付けと木っ端を十分に用意する」「徐々に太い木に火を移す。」「空気の通り道を確保する。」
これを意識しただけで、あっという間にそれなりに火が熾きました。
焚き火台やできあいの薪を使ったという違いをさっ引いても、
野宿先でひいこら言いながらやったあれは何だったんだと!
やっぱり知識のあるなしは、歴然とした差になりますな(泣)。
それで小一時間、黙々と何するでもなく、薪を焚いてきたのでありますが、
火の面倒を見ているだけでも退屈しないのはなぜなんでしょう。
焚き火ができるというだけで、野遊びの幅がだいぶ広がるんだなぁと思った次第です*1

*1:ガスストーブとは比較にならない規模の火が熾せるということは、まず暖が取れるということであり、大規模な料理ができるということでもあり、それ自体が娯楽になるということでもある。