何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

産屋

最近職場のパートさんたちと雑談をしているうち、
たまたま出産のことに話題が及んで、男の荒井がなるほどなと思ったこと。


妊婦さんの中には、不本意ながら死産や流産する人もいまして、
そういう時でも、やはり分娩はしないとならないわけです。
死んだ子を産むやるせなさはもちろん、
そうした方にとっては、他の健康な母子さんと一緒の部屋にいることも、
自らの境遇が思い返されて、非常に辛く悲しいことなのだとか。
そこでどこの産婦人科や病院にも、
そうした方専用の分娩室なり待機室があればいいのにと。


その昔、女性はお産が近づくと産屋に籠もり、そこで子供を産むという習慣がありましたが、
ある意味それは、合理的なものだったのだなと腑に落ちた次第です。