何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

いまさら「ミッドナイトチェイス」




http://psyzans.com/Testsite/MNC1/MNC1_01.html
http://psyzans.com/Testsite/MNC2/MNC2_01.html


というわけでいまさら感はありますが、ようやく拙サイトに
ログイン掲載・高原保法さん作のAVG「ミッドナイトチェイス」シリーズの紹介記事を追加しました。
ミッドナイトチェイスシリーズについては、けっこう前から詳しい記事を書きたかったのですが、
先にここであれこれ紹介したり、ニコ動やYouTubeに動画をアップしたりで、
結果的に攻略記事を掲載するのが一番後となってしまいました。
現在「ミッドナイトチェイス」でググると、
荒井がアップした動画ばかりがヒットするという有様で(汗)。恐るべし動画サイト。
ちなみに上の画像は本邦どころかたぶん世界初公開のバグった場合の隠しグラフィック。
MSX1では問題なく表示されるのですが、MSX2以降ですと、カラーパレットテーブルが
グラフィックデータを格納している場所とかぶっているため、
こんなふうにバグってしまうというわけです。


さておき、20年ほど前、MX-10で「ミッドナイトチェイスパート2」を入力したときは、
まさか20年後、こんなふうに詳しい記事を書くことになるとは思いませんでしたねぇ。
さらに何度も遊ぶうち、数々の入力ミスやバグが残っていることに気が付き、
20年の時を経て修正する羽目になるなんて(苦笑)。
まぁ、荒井にとってはそれほどお気に入りの作品というわけです。


今回は記事を書くために何度か解きなおしたのですが、
その愉快なアクションはもちろん、理不尽さのない謎解き等々、
これだけの内容を、80年代中盤に、しかもMSXのユーザーレベルで実現していたことに、
改めて非常に驚かされました。
さらに凄いと思ったのは、これだけの内容の作品が、
あらかたBASICの基本的なステートメントのみで素直に作られており*1
プログラムが非常に読みやすいということでした。
荒井はこういう部分に、真髄を垣間見る思いがするのです。

*1:マシン語使ってるのはマップデータと展開ルーチンだけ!