最近ラジオを聴いてると、やたらバイク買い取り業者の広告が目立ちますが、
その中に「乗らないのに維持費がかさむからと妻に猛烈にせっつかれ、
夫がやむなく愛車を手放すことにする」という内容のがありました。
現在乗っていないといっても、
あれこれ思い出や思い入れの詰まった単車を手放すというのは、
まさに我が子や親友、長年連れ添った相棒と別れるようなものでして、
この広告はそうした単車乗りの機微を捉えてないように思います*1。
以前触れましたが、広告というものは、
「みんなが言いたいけど言えないことを言うからこそ共感が得られる」部分があります。
こんな身につまされるようなあたりまえの光景を示されても悲しくなるばかりで、
どれほど共感や快哉を呼び起こすかは少々疑問になってしまいます。
自分ならこう作るのですが。
そもそも乗りつぶすことしか頭にない荒井でした。
「あなた! 乗ってないならバイク売ってよ!」「いーやーだ!」
気が向いたら思い出してください。電話番号0120-○○○-××××
♪バイク売るなら……
*1:単車乗りを夫に持つ妻向けに作った広告でないかという気がする。