何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「AIZA」やった




最近、ながらく気になっていた「AIZA NEW GENERATION」をやる機会に恵まれました。
ひととおり解いてみた感じ、「イース」や「ワンダラーズ・フロム・イース」よりも
イースV」に近いです。というか、ある意味「イースV」より出来いいです。
PC-98で91年当時にこれだけのことをやったのは、全く恐るべしというか驚くべき。
ゲームの出来は決して悪くなく、むしろ良い方でけっこう面白いです。


とはいえ手放しで褒められるかというとそうでもなくて、
「イース」を意識しすぎて裏目に出たという印象は否めません。後半の密度が薄いのも残念!
まぁ、荒井がやっているように、さんざん「イース」と比較されてしまったことが、
「エイジア」の不幸だったのかもしれません。
高級味噌を使ったのはいいけれど、出汁を入れ忘れた味噌汁みたいな作品だと思いました。


日本ファルコムクインテット組退職後、ティールハイトとラウィンズ
「イース」の開発を任せるべきだったのでないかと思った荒井でした。


それと宣伝。これにともなって「イースに憧れたゲーム達」の記事も少々改訂したので、
お気が向いたらこちらもどうぞ。