何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

あいさつ

「あいさつをしよう!」とはよく言われることでして、
確かに我々の周りでは日々無数のあいさつが交わされていますが、
果たしてこれがきちんとできる方は、どれほどいらっしゃることでしょう?


考えるきっかけは、お店屋さんでの受けこたえでした。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」程度はどの店でも
当然のように言ってますが、荒井が気になったのは、
そのときあさっての方向を向いている店員さんが意外に多いということです。
あいさつというものは、人に対してかける言葉ですから、
相手の方を向いて言った方が自然ですし、本来はそうあるべきです。
ところが、そのときに相手の方を少しも見なかったり、
全く別の方向を見ているという方がかなり多いのです。
「あいさつをしよう!」とは、どの職場でも当たり前のように言われますし、
業務マニュアルにも載っているようなことなのですが、
「とりあえず声を出せばいい」「元気に言えばいい」程度にとどまってしまい、
「相手にかける言葉である」というところの大本が、
お座なりになってるような気がします。


かくいう荒井も、自分で「自分はあいさつがきちんとできていないなぁ」と
反省することがたびたびです。
あいさつの習慣は子供の頃からのしつけが大きいのですが、
小さな子供さんがいらっしゃる親御さん、
またはこれから親御さんになる方は、子供さんの将来のために、
「あいさつをしよう」と言うときは、このひとことを添えてやってください。
「きちんと相手を見ながら言うんだよ。そうでないと気持ちが伝わらない。」
そして親御さんも、そうしたあいさつがきちんとできるように。