何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

磐司祭を見に行った




昨日山寺に、磐司祭を見に行ってきました。
磐司祭とは山寺三大祭りの一つで、慈覚大師と並ぶ立石寺開山の功労者、
磐司磐三郎の功績を讃え感謝を捧げるもので、毎年八月七日前後に開かれています。
一番の見どころは、いくつかの団体による獅子踊りの奉納で、
狩りを止めた磐司兄弟に、動物たちが感謝して喜びの踊りを
披露したという伝説に由来するものです。


荒井は二口峠について調べるうち、磐司祭を知り興味を持ったわけですが、
その昔は峠を越えて秋保からも大勢の人々が見物に訪れたとか、
前夜祭の夜行念仏に参加する多くの人々で賑わったという話です。
昨今はそういうこともなくなったようですが、
立石寺開山縁起と縁が深く、それゆえ「霊地山寺」の色彩が色濃く表れた祭りであることは変わりなく、
それだけに、多くの人々に見ていただきたいと思ったのでした。


こちらはそのうち「県民ケンちゃん」に反映させるつもりですので、気長にお待ちくださいませ。
ついでに山寺芭蕉記念館で「成田亨展」をやってたので、こっちも思わず見てきてしまいました。