何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

なんだかんだ言ってもデジカメですから

LEICA M3」のレプリカ「DCC LEICA M3」が発売されたという情報が入ってきた数年前のこと。作ったのはスパイ映画などに出てくるような超小型精密カメラの製造で知られるドイツのミノックス社。当時、このカメラの持つスペックは有効130万画素、記憶媒体は32MBの内蔵メモリーのみというお世辞にも高性能とは言えないものだったが、それでもその味わい深いフォルムは往年のライカファンたちの心を大きく揺さぶった。 月日が経ち、「DCC LEICA M3」は有効500万画素、撮影画像を確認するための液晶モニタを搭載し、さらには外部メモリーとして4GBのSDHCメモリカード(別売)が使用可能となるなど、日常的なスナップショットを撮るには十分すぎるほどの性能を誇るまでに進化した。 専用のストロボやカメラケースなど、別売のアクセサリーも用意されている 細部までよく作り込まれており、往年のファンにはたまらない味わい 「LEICA M3」の発売から50年以上が経ち、当時の少年たちもこのカメラに相応しいだけの貫禄を十分に身につけている頃だ。ハイスペックなデジタル一眼レフを手にするのもいいが、銀塩の一眼レフが主流となるはるか前に一世を風靡した名機をポケットに潜ませて、街を歩いて見るのも粋ではないだろうか。

いかな精密にM3を模しても、結局は、性能の割に高価なデジカメにすぎんのですよ...
洒落でこれを使う以前に、自分だったらおとなしく本家のM3を探します荒井でした*1

*1:でもレンジファインダーはSPと決めてますので...