何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

フィルムを詰める

閲覧履歴を見ていたら、フィルム装填方法について調べている方がいらっしゃいました。
デジカメが普及したからか、35ミリフィルムを詰めたことがないという方も多くなったのでしょうな。


フィルムの詰め方は文章で書いても判りづらいので、要点だけ簡単にまとめます。
ちなみに、キヤノンのQL機構や給送系が自動化された機種等は、
「所定の位置までベロを引き出し蓋を閉める」だけなので省略。

  1. 巻き戻しノブを引き上げ裏蓋を開ける。
  2. パトローネ*1からベロを少し引き出す。
  3. スプール*2の溝にベロを引っかける。
  4. パトローネをパトローネ室に入れ、巻き戻しノブを戻す。
  5. 巻き上げと空シャッターを繰り返し*3、フィルムがスプールに確実に絡まったことを確かめる。
  6. 裏蓋を閉じ、フィルムカウンターに「1」が出るまでさらに巻き上げと空シャッターを繰り返す*4
  7. 機種によってはISO感度を設定する*5
他にも気をつけるべき点はあれこれあるのですが、要は習うより慣れろです。
特に大事なのは、確実に絡まったかを確かめることと、ISO感度の設定ですかね。
最初はフィルムの装填にしくじり、ベロをパトローネに巻き込んで悔しい思いをした荒井でした。
それにしても、APSはつくづく装填が楽ですな。

*1:フィルムが入ってる筒

*2:フィルムを巻き取る軸

*3:1,2回やれば十分

*4:この際、巻き上げと一緒に巻き戻しノブが回っていることを確認すると吉

*5:これをやらないと露出が合わなくなる