何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

甑岳登山道の様子

甑岳の下見に行ってきました。
甑岳というのは、村山市の東にある標高1000メートルほどの山で、
かつては幕末の北方探検家、最上徳内が山頂で立志の誓いを立てたという話が残っています。
今回様子を見てきたのは、東根市街地を抜けたところから登るハチカ沢登山道です。


東根旧市街地から日塔川をさかのぼり、さくらんぼ畑や田んぼを縫って山の方に近づいていくと、やがて舗装が切れ、杉林が現れます。
里や畑の方は全く雪が溶けていたのですが、杉林の中はまだ雪が溶け残っており、空気もひんやりとしていました。
登山道はこの杉林の先にあるのですが、ある程度進むと道路を雪がふさいでおり、まだ先へは行けないようになっていました。
併走する沢は雪解けで水量が増し、見るからに冷たそうな水がどんどこ流れています。
目的は登山道の入り口を探ることだったので、今回はこれでよしとして引き返してきましたが、
今年は山の方もまだだいぶん雪が残っている模様でした。