何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

万事急須

 最近、久々に外で茶でも淹れてみようかと、道具を物色する機会がありました。いつも飲んでるインスタントの粉末ではなく、茶葉から淹れる焙じ茶なので、手持ちの装備ではすこし間に合わなかったのでした。


 最初に探したのは急須でした。一人分でコンパクトで、外に持ち出すのに苦にならなくて、手入れがかんたんで、丈夫で割れたりしないもの。デザインがよければなおよろしい。そういうわけでそれなりのものが必要だろうなと、モンベルに自然満喫屋、ジョイやラ・カーサにGEA等々、様々な店を廻ってみましたが、これはというものが見つかりません。
 しかしいろいろ店を廻るうち、昔買ってそのままになっていたモンベルの蓋付きサーモマグが家にあることを思いだしました。これに茶漉しが取り付けられればちょうどよいのにと思いつつコメリに行ってみたら、容器のフチに引っかけるタイプの茶漉しがバラで売られているのを見つけ、こういうのだったら100円ショップにも置いてあるのではないかとダイソーに行くと、まさにそのとおりのものが見つかって、結局これで間に合ったばかりか、求めていた条件に近い道具ができあがってしまったのでした。


 必要としているものがはっきりわかっていないと、ちょうどよいものというのは得られないもんですな。