何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

MSX話

歳末一画面プログラム祭りファイナル~その4―SILVER SNAILさん編

「A-MAN」(92/6)。滑らかな動きはかの「プリンスオブペルシャ」を彷彿させた。 個性際立つファンダムの常連投稿者の中でも、SILVER SNAILさんは忘れ得ぬ存在です。90年11月号掲載「Green Slime」*1が初採用で、その時中学2年。その後1画面から大作に至るまで…

歳末一画面プログラム祭りファイナル~その2

「POTETTA」と「願望」。91年3月号掲載分ではなぜかこれだけ当時入力してた というわけできのうに引き続きファンダム1画面プログラムネタ。本日は91年3月号掲載作品のうち、未入力だったもののご紹介です。 Mファン91年3月号のファンダムには、全部で13本の…

歳末一画面プログラム祭りファイナル~その1

TEIJIROさんの「PONPON」。徳間系1画面プログラム初期の代表的作品だ。 今年自らに課していた目標が「未入力のファンダム作品を全て入力する」ということでした。残っていたのは90年5月号あたりから91年9月号までの1年と4ヶ月分くらい。本数にして約160本。…

「神秘の天宮図」&「SLEEP STAR」

作者さん実名が現れる部分は書き換えてあります。 年末に入り、プログラムネタも追い込みに入りつつあります。というわけで本日ご紹介するのはMファン91年8月号より「神秘の天宮図」です。 本作は星座をモチーフにしたアクションゲームです。主人公はほうき…

「つりぼりやさん」

手に汗握って水面のウキを見つめる~カエルの管釣り癒やしの釣り(おい) 釣りはやりませんが釣り番組は好きで結構見る荒井です。というわけで本日ご紹介するのはMファン91年8月号「つりぼりやさん」です。 読んで字のごとく、釣りのゲームです。釣り人は画面…

「Sim Face」

お正月準備にいかがでしょう 近年はすっかり目にすることもなくなりましたが、荒井のおじさんが子供だった頃、「福笑い」はわりと身近なテーブルゲーム*1でした。「たのしい幼稚園」とか小学館の学年誌のふろくとかでそこそこ触れたようなおぼえがあります。…

「中和~BTB溶液の性質~」

BTBとはブロモチモールブルーの略らしい 荒井はもろ文系出身の人間ですが、化学実験の中和の概念ぐらいはわかります。というわけで本日ご紹介するのはMファン91年8月号掲載作品「中和~BTB溶液の性質~」です。 酸性の液体に同程度のアルカリ性の液体を加え…

「トラ番記者のTAKE A CHANCE」

トラ番記者とは、プロ野球の阪神タイガース担当のスポーツ記者のことです。しかしこのゲームは果たしてそんなゲームなのか。というわけで本日ご紹介するのはMファン91年8月号掲載の「トラ番記者のTAKE A CHANCE」です。 ボールとカメラのフレームです(おい) …

「THE POINT CHANGER」

例によってMSXプログラムネタ。本日はMファン91年7月号から「THE POINT CHANGER」です。 作者さんは以前紹介した「かに道楽」と同じ方。編集部によれば、作者さんは「さんざん悩んだあげく良い題名が思いつかなかったようで、このつまらな い名前になってし…

「巨大怪獣バルン」

コンピューターが今のように高性能でなかった頃、巨大キャラクターを表示したり動かしたりするのは技術と工夫が必要なことでした。というわけで本日ご紹介する「巨大怪獣バルン」(Mファン91/7)は、そんな巨大キャラと戦うアクションゲームです。 ミサイル発…

「インスタント床」

こんなおせんべいありますよな というわけで本日も打ち終えたMSXプログラムネタ。Mファン91年7月号より「インスタント床」です。 ゲームの目的は、主人公を操り画面左上から画面右下のゴールにたどり着くこと。主人公はジャンプと8方向移動ができます。しか…

カシオワールドオープンのゲームならあるよ

www.itmedia.co.jp どうしてスーパーマリオなんだ…カシオだったら「仔猫の冒険」だろうに!(おい)

「ぐりぐりSLIME」&「中西の挑戦」

「ぐりぐりSLIME」 徳間書店のMSX専門誌「MSX・FAN」のプログラムコーナーこと「ファンダム」には、様々な常連投稿者がいたものです。TEIJIROさんやTPM.COさんのように前身のプロポシェ時代から活躍した方もいれば、米屋のチャチャチャさんやNu~さん等々、…

「CAR FIGHT」

今はどうだかわかりませんが、昔の映画やドラマ・アニメではカーチェイスというものをよく見かけました。追っ手の車を撒いたり、敵が乗っている車を追跡してドンパチやったり。というわけで本日ご紹介する「CAR FIGHT」(Mファン91/6)は、そんなカーチェイス…

「CRACKS」

90年代初頭には「テトリス」に端を発する「落ちゲー」のブームがあり、市販ソフトでも自作ソフトでも様々なフォロワーが登場しました。それは当ブログでも何度か触れたとおりでありますが、今回ご紹介する「CRACKS」(Mファン91/5)も、そんなブームのただ中に…

「オイルショック'91」

1991年は湾岸戦争が勃発した年でした。その映像はテレビでしばしば放送され、日本の中高生にも多かれ少なかれ衝撃を与えたものです。それは当然、自作プログラムにも影響を与えました。そんなわけで湾岸戦争の映像に着想を得たゲームがいくつか掲載されたも…

「TANK BATTLE」

きのうに引き続きMSXプログラムネタ。本日もMファン91年5月号より「TANK BATTLE」です。 題名どおりの、2人対戦専用戦車戦ゲームです。それぞれ戦車を操り、相手を撃破しましょう。戦車ですので攻撃手段は砲撃です。撃破するには5発命中させる必要があります…

「潜水艦ゲーム」

例によって先日打ち終わったプログラムのご紹介。Mファン91年5月号より「潜水艦ゲーム」です。 ゲームは至ってシンプル。プレイヤーは潜水艦の砲手です。画面上には潜望鏡越しに見た海上の様子が表示されています。海上を敵の軍艦が横切っていきますので、魚…

「タコ&イカ~さらわれた友達編」

ファンダム発のタコが主人公のゲームとして、真っ先に挙がるのはなんといっても米屋のチャチャチャさんの「たこの海岸物語」シリーズでしょう。しかしそれと並んで人気を博したのがOFUKOさんの「タコ&イカ」シリーズです。本日ご紹介するのは記念すべきその…

「SUBMERGE」

「サブマージ」という単語はセーラームーンでおぼえました(おい) 例によっていつものMSXプログラム。本日はMファン91年4月号より「SUBMERGE」です。 いわゆる「落ち物」パズルです。当時は「テトリス」登場の熱気も冷めやらず、投稿ゲーム界にもその影響を受…

「PET FALL II」

そのむかし「ピットフォールII」というゲームがありました。洞窟をひたすら探検するというゲームだったかと記憶してますが、そういうわけで本日ご紹介するのはMファン91年4月号より「PET FALL II」です(おい)。 「ピットフォールII」は、プラットフォーマー…

「平面ルービック」

また少々間が空きましたが打ち終わったMSXプログラムネタ。本日はMファン91年4月号より「平面ルービック」です。 荒井ぐらいの年齢の日本人なら「ルービックキューブ」はご存じでしょう。今でもおもちゃ屋さんとかで売られてるのを見ると、ちょっと欲しいな…

くだらない物でもまずは完成させろとプロポシェは言っていた

automaton-media.com 例によってお題と記事はあまり関係なく、ゲームを作ろうとまずはキャラクターとか背景のグラフィックを作り始めたのはいいが、グラフィックだけで満足して、あるいは肝心のシステムが作れずそこで終わるというのは、ゲームづくりにあこ…

「キセロゲル」(他一本)

おもちとか棒寒天もキセロゲルらしいぞ 記事で見て奇抜な題名だけはやたら印象に残っているタイトルでした。しかし入力して遊んだのはついこの間。というわけでしばらく間が空いたMSXプログラムネタ。本日はMファン91年3月号より「キセロゲル」です。 キセロ…

アダモちゃんと二択

スマホどころかMSXで動くぞ(おい) 近年、なんとかペイというのがずいぶん増えました。だったらひとつくらい、どこかにこんなのもあるんじゃないかとおもうのですが(違)

久々に拙サイト更新した

おこのみ実験場〜「投稿ゲーム再発見『ミッドナイトチェイス』」 おこのみ実験場〜「投稿ゲーム再発見『ミッドナイトチェイスパート2』」 おこのみ実験場〜「投稿ゲーム再発見『ザ・グインウルフ』」 というわけで久々に拙サイトを更新しました。今回はログ…

「ひこーき」

日立の「HiKOKI」がどうしてもハイコーキと読めない(おい) 淡々とMSXプログラムネタ(おい)。本日はMファン91年3月号より「ひこーき」です。 爆撃機を操縦し、ビルを爆破するゲームです。自機は機首を上げれば上昇し、下げれば下降します。地表のビルを攻撃…

「CRAZY ROAD'91」

「引き算の妙」。そんなことを想起させる作品です。というわけで本日のプログラムはMファン91年2月号より「CRAZY ROAD'91」です。 本作はシンプルな3D風ドライブゲームです。画面上に道と車が表示されています。小難しいルールはなし。車を操り、ひたすら道…

「ICE MAN」

ENJOY ICE(おい) 正直に申し上げますが、実は荒井はパズルゲームがあんまり好みでありません(おい)。一番の理由は解くのに時間がかかるから。時間をかけてもクリアできる保証がないので、早く先が見たい性分の人間にはつらいのです。 しかし今回ご紹介する「…

「ゲームランド」の敵キャラみたいな動き(おい)

「ア・ナ・ザ」。なぜか年に数回は起動している。 先日気が向いて、ホットビィのMSX用STG「カレイドスコープスペシャル ア・ナ・ザ」をさわりだけプレイしてみました。ゲーム自体はわりとお気に入りなのではありますが…今やると敵の動きが適当くさいのが気に…