何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「スーパーポンポン」

f:id:fukenko:20210216011641p:plain


 本日もMSXプログラムネタ。今回はMファン89年11月号から「スーパーポンポン」です。

f:id:fukenko:20210216011657p:plain
原作「PONPON」。
かのTEIJIROさん初期の代表作だ。

 「PONPON」は以前紹介しています。バウンドしながら移動するマイキャラを操り、画面内のイガイガを避けつつ$マークを集めるというアクションゲームです。作者は当ブログでも何度か採り上げている伝説的投稿者・TEIJIROさんです。
 「スーパーポンポン」はその改良版。MSXから東芝パソピア7にグレードアップ移植された「PONPON」を、再びMSXに移植したというものです。ファンダムではこれを「Uターン移植」と呼んでいます。

f:id:fukenko:20210216011934p:plain
原作以上のグラフィック。画面がきれいだと楽しさが違います。

 まず目立つ変更点は、グラフィックでしょう。原作ではVPOKE命令で適当な文字の色を変えて壁のキャラにしていました。イガイガや$に至ってはMSXデフォの文字そのままです。一方「スーパー」ではPCGを使って壁や各種アイテムを描画しているので画面が華やかです。
 もちろんゲーム内容にも変更は及んでいます。「PONPON」は体力制を採用しており、何度かイガイガにぶつかって体力が無くなるとゲームオーバーとなります。それは「スーパー」も同じなのですが、面クリア以外回復手段がなかった原作に対し、各面回復アイテムがいくつか登場するようになりました。また、ステージのレイアウトもイガイガや壁の配置が見直され、原作以上に動きまわりやすくなっています。これら変更によって難易度が下がり、原作以上に遊びやすくなりました。

f:id:fukenko:20210216011955p:plain
面が進むと原作のようなステージも登場します。

 これだけのグレードアップを果たしながら、プログラムは原作同様1画面に収まるのがスゴいところ。移植を手がけたのは「猫に小判」「スペースショットII」「ミステリアスゾーン」等の1画面プログラムを制作された方。なるほどこの詰め込み具合にも納得です。

LANドライブ復旧した

 しばらく前から、荒井のパソコンでは、LANドライブがつながらず、起動するたびいちいち手動で割り当てなければならないという現象が起こってたのですが、ついさっき問題が解決しました。コントロールパネルの「プログラムと機能」メニュー内の「Windowsの機能の有効化または無効化」の「SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート」階層にある自動削除にいつの間にやらチェックが入ってまして、これを外して再起動したらまた普通につながるようになってました。というわけでやれやれだぜということで本日のネタはおわります。

HDD買った

 デジカメの画像ファイルが増えてきたのと、メインで使ってるLANドライブもいい加減年数が経って心配になってきたので、バックアップ用に新しくHDDを購入しました。
 デジタルデータが油断すると一瞬で消失するということは、MSXの昔からさんざんおもい知っていることです。過去にLANドライブが逝かれたときなど、中に入っていた貴重なファイルやデータ等が失われ、非常に痛いおもいをしたものです。というわけで現在データを複製中ですが、量が量だけにけっこう時間がかかりそうで。

しばらく寄らない店の指標にしている

 さくらんぼテレビの「ラーメン道GP」特番見ました。順当な店が順当にランキング入りしているなぁということで今日はネタがないのでこのへんでおわります(おい)。

手打ちと手打ち風は違います

dc.watch.impress.co.jp


 60年台風のフィルムカメラといったらヤシカエレクトロ35あたりの金属コンパクトカメラだよなぁとおもう派なので、もっとデザインを詰めて欲しい感が(おい)。

「コンパクトカメラ通信」電子書籍化されないかしら

www.ei-publishing.co.jp
 荒井がちょいちょい出版物をチェックしている枻出版社が民事再生法適用を申請したというおはなし。そういやムックが雑誌化したり、業務を譲渡したことを報告するメルマガが突然届いたり、サイトのサービスが止まっていたりと、今にしておもえば、前兆みたいなものはしばらく前からありました。
 以前はカメラ関連の書籍を、最近は山関連や文具関連のをちょいちょい買っているだけに、今後の展開が気になります。まずは趣味文どうなるんだ...

初めて樹氷を見に行ったときは猛吹雪だった

f:id:fukenko:20210210013945j:plain


www.ybc.co.jp


 蔵王熊野岳で遭難事故が起こったのだそうです。
 去年の夏、荒井が地蔵山経由で熊野岳に登った際、ワサ小屋跡付近に、冬季遭難者の慰霊碑がいくつか建っているのを見て、ここはそういう場所でもあるのだとも悟ったものでした。