何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

杢蔵山に登ってきた2020

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八森山はかろうじて見えました

 こないだの晴れた日、杢蔵山に登ってきました。前に山らしい山に登ったのが温海岳だから6月上旬のこと。それから梅雨やらなにやらでなかなか山に行けず、かれこれ二ヶ月ぶりの山登りです(泣)。
 今回は一の滝コースこと山屋キャンプ場先から歩いていくコースを選択。鈍った体の足慣らしが主な目的ですので、途中写真もあまり撮らず、長い休憩もせず、ほぼまっすぐ山頂へと向かいます。おかげで2時間少々で登頂達成したのでありました。

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いつもの展望スポットから見下ろしたところ。ふもとは何も見えない。

 空気はいやらしい暑さですっかり淀み、ふもとにあるはずの新庄の町並みは全く見えません*1。足慣らしが主な目的とはいえ、眺めのいい山で眺めが得られないのはやはり物足りないものです。終いのヤマルリトラノオがわずかに拝めたのが慰めでした。
 三密対策で杢蔵山荘には寄らず、山頂で米を炊いて昼食にした後、来た道をたどって無事下山。この日は30度近い暑さで、飲み水が手放せませんでした。杢蔵山は水場に恵まれているので、こんな夏場でも非常に助かります。


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 杢蔵山だけでは少々歩き足りないので、その後近所の陣ヶ峰にも行ってきました。今回は東山の体育館からではなく、市民の森からのルートを選択。こちらは杢蔵よりもはるかに歩きやすい道ながら、ふもとゆえの暑さに体力を削られました*2


 例によってコースタイムは以下のとおりです。先日の大雨の影響か、キャンプ場から登山口に至る林道がけっこうガレてました。車で向かおうという方はご注意を。


9:00/山屋登山口-9:16/不動明王碑-9:37/三の滝-9:50/二俣(松倉沢出合)-9:58/水場-10:08/七曲坂-10:24/心臓破りの坂-10:38/杢蔵山荘-10:44/金杢水-11:12/山頂-12:31/山頂発-12:50/金杢水-13:00/前杢蔵-13:07/三角山分岐-13:17/心臓破りの坂-13:25/七曲坂-13:36/水場-13:42/二俣-13:53/三の滝-14:10/不動明王碑-14:23/山屋登山口


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*1:GR IIIのAFが迷ってピントが合わないという有様だったぜ。

*2:歳と運動不足のせいだろという意見は黙殺(おい)

続・買いたい時にゃ金出しゃ買える

 アマゾンが「東京ビートルズ地図」なる本を勧めてきました。「あのカルトバンドの足跡を追う本か!?」 メンバーや関係者が現在も生き残っているのか。よく当時の証言者とコンタクトがとれたもんだな...そう色めき立ってアマゾンのページを開いてみたらなんのことはない、ポールとかジョンとかがいたバンドのフォロワーを紹介するといった体のシロモノでした。
 「東京ビートルズ」というからにはどう考えたってこちらを期待するだろうに、裏切りやがって!(おい)

注意一秒

www.afpbb.com


 被害に遭われた方にはたいへん申し訳ありませんが、先日のしゃぶしゃぶ屋のもっとひどいやつがこれなんだろうなとふと(おい)。


 さておき関山峠新道建設の際、タバコの火が火薬に引火して二十数名が亡くなった、という事故が明治の初め頃にありました。うっかり大爆発という危険は至るところに転がっているのだろうなと、気をつけるに越したことはありませんよな。

一番好きなネタはマナブ君シリーズ

 30年ほど前によく見ていたテレビ番組「夢で逢えたら」に、「監督と俳優と大道具」というコントがありました。たったひとこと台詞を発する演技に対して、松本人志さん扮する映画監督が、「違う!あの俳優は同じ台詞を200通りに演じ分けできるんだ!」てなぐあいに、俳優に何度もダメ出しする中、大道具さんが何気なく発した同じ台詞に「それや!」と一発OKが出るというやつ。
 そのコントの元ネタが、落語の「あくび指南」であるらしいことを、ほんのこの間知りました。実に30年の時を経てようやく(汗)。落語はお笑いの教養なんだなと改めておもったのでありました。

ビックの通販初めて利用した

 さっそくですが、双眼鏡の接眼レンズ用キャップを一個紛失しました(泣)。ミクロンのキャップは小さくて落下防止対策もないため、落っことしやすい上紛失にも気づきにくい仕様です。というわけで新しいのを一つ取り寄せることにしました。
 ググってみると、レンズキャップだけでも買える店がいくつかあるようです。その中から今回はビックカメラを選択。いつも使っているヨドバシではなぜか扱っていません。
 ニコンダイレクトあたりで扱っていてもよさそうなものなんですが、なぜかこちらには品揃えされていませんでした。ちなみに金額約100円也。安すぎて取り扱うまでもない、ということなのかもしれませんが、紛失しやすい消耗品こそ、公式の通販で買えるようにしてもらえると助かるのに(泣)。

テレショップのターゲットは爺婆どもだよな

 ジャパネットの先代高田社長が件のスタイルの通販を始めたきっかけは、カメラ屋時代、年配のお客さんに商品の使い方を伝えるのに努力したことなのだそうです。
 「伝える力」と一言で片付けてしまいがちですが、これを「物わかりの悪い爺婆どもに判るよう、商品の使い方を伝えられるよう腐心した」と捉えると、おそろしく大変なことをやってのけたのだろうなとひれ伏したくなりました(おい)。