nazology.net
ファンダムの一画面プログラムおもいだしました(おい)。
そのむかし、コンピューターの乱数は、条件を変えてやらない限り同じ系列の数が出てくることが知られていましたので、それを利用して、面データを持つことなく、同一パターンの面を多数生成するという手法はよく見かけるものでありました。
防水スプレーも必要なんだよ
先日新調した登山靴はこれまで履いてたのと違って、つま先の部分がゴムで保護されていません。なので単車に乗ったり山歩きをしたりすると、てきめんにスレます。そこで革をいたわるため、スレたところにクリームを塗ってやるんですが、とりあえず財布に使ってるコロニルでいいのやら。
今年で没後17年だったか
nlab.itmedia.co.jp
ときどきでいいから思い出してください。ナンシー関というコラムニストがいたことを(おい)。
PhotoStitch便利だよ
きのうのネタ用に作ったものの、使う場所がなかったのでせっかくだから貼っときます。ところどころ色合いが違うのは自動露出のせいということにしときます(おい)
小東岳に登ってきた
GR IIIで撮影。Photoshop Elementsで縮小
こないだ触れたとおり、先日、小東岳(こあずまだけ)に登ってきました。
小東岳は二口峠の北、山形と宮城の県境、奥羽山脈の尾根を南面白山方面に向かう途中にある山です。標高約1130m。近所に大東岳(だいとうだけ)や面白山といった人気の山が居並ぶためか、どちらかというと通好みの山のようです(おい)。山頂自体は山形市にありながら、主な登山道が宮城側から伸びているため、分県登山ガイドでは宮城の山として記載されてあります。
登山道はいろいろあるのですが、この夏二口林道がまた通れるようになって、最もわかりやすい二口峠の登山口に容易に行けるようになったので、迷うことなく二口峠からのコースを選択。二口林道は脆いので、大雨やら台風やらでいつ通れなくなるかわかりません。行けるうちにさっさと行くに越したことはないのですよ...
さておき、林道の県境ゲートを越え、宮城側にしばらく下って鹽竃大明神碑があるあたり、まさに二口峠*1が登山口です。
天気予報では山形も仙台も晴れ。尾根道ゆえかなりの眺めが期待できるので、天気は十分に選びました。しかし現地は見事に雲の中(泣)。すでに峠の中腹からあたりは真っ白で、県境付近からは糸岳さえも見えません。
ここはみちのくを東西に分ける奥羽山脈のまっただなかです。ふもとが晴れていようとも、標高や風の関係で、大分水嶺付近はガスっていることが多いのです。「予報では晴れだった。このガスも晴れるんだろうな?」と不安を抱えつつ、9時7分に登山開始です。
濡れそぼつブナ林を抜け、糸岳に到着。ここまでは下見してますから難なくたどりつけます。ガスの様子はあいかわらず。先日来た時以上にガスってやがって、さっぱりふもとが見えません。「いったい俺は何のため登ってるんだろうな?」と来た意義を疑いつつ、糸岳は足早に通過。ここから先は未知の領域です。
糸岳からしばらく進むと、急な下りが現れます。これは戻る時も大変だぞと下りきり、石橋峠(しゃっきょうとうげ)に到着。かつてここには遊仙峡から二口峡谷の北石橋に向かう道が交差していたんだそうですが、現在は廃道と化し、東西への往来はできなくなっています。
大変なのはここからでした。石橋峠を出るとすぐ、笹藪地帯に突入です。登山道自体は明瞭ながら、背丈ほどもある笹藪が道を覆い隠し、見た目に非常に判りづらい!(泣)。しかもガスのおかげで葉っぱが湿っているので、歩くとズボンがビシャビシャになります。こんなところで迷って遭難したらイヤだよなと注意深く藪をかきわけつつ進むと、雨も降ってないのに濡れ鼠になりました(泣)。
なんとか笹藪地帯を抜けてほっとするのもつかの間、今度は道の悪い急登にさしかかります。これまでの道中と藪漕ぎで集中力が切れかけてるので、つまづいたり滑ったりすることたびたび。ヤベぇけっこう疲れてきてるな、場所が場所なら命はないぜと肝に銘じつつ登り切ったところでようやく山王岳に到着。往路も復路も、石橋峠を挟んだ前後のこの区間が最大の難所でした。
苦難が終われば歩きやすい道が続きます。緩い勾配でブナ林を下っていくと、やがて東西に開けた場所が現れます。そこからの眺めが圧巻でした。西を見れば甲岩なる奇岩とその向こうに山形盆地の町並みが。東には二口山塊の盟主・大東岳が目の前に座り、これでもかと大きく迫ります。ガスは荒井が笹藪と格闘している間にすっかり晴れていたようです。
抜群の展望が楽しめる地点ですが、このあたりはやせ尾根です。ふと気づいて立っているところを見たら、茂みに断崖が隠れていて肝を冷やしました。足下にはくれぐれもご注意を。
ここまで来ればもうすぐです。ほどなく小東峠こと、山寺方面から大東岳樋の沢小屋に至る道との交差点に到着。短い急登を登り切ったところで南面白山方面への道から分かれ、もうひと登りすれば、いよいよ小東岳の山頂です。山頂着は11時47分でした。
三角点の脇で湯を沸かし、バゴォーンで昼食。小一時間ほど滞在し、おやつも食べて荷物を軽くしたところで、登山口に向かって下山開始です。
この頃すでにガスは消え、絶景が眺め放題です。山頂直下からは、ここから二口峠に至る稜線が一望にできます。南の山肌にまっすぐ切られてあるのはおなじみ二口林道です。遮るものがないせいか、あちらを走る車の音が、こちらまで聞こえてきます。左手には猿鼻山と並んで南面白山が見えました。さっきの分岐をたどっていけば、あちらにも行けるのです。
帰りは来た道を素直に引き返します。いくつかのピークと鞍部が連続する奥羽山脈の尾根道を往復するコースゆえ、行きも帰りも同じだけ上り下りしなければなりません。登山口と目的地の標高差は180mとそれほど大きくないものの、
累積の標高差は1000メートルを超えます。なので下山しているという実感は薄いです(おい)。
笹藪地帯を抜け、石橋峠からの急登を登り切り、秋取峰の手前でふと後ろを振り向くと目を見はりました。背後にくまなく鳥海山が見えたのです。よほど条件がよくないと、村山地方から鳥海山は見えません。そして糸岳に戻ってみれば、今度こそふもとの山寺や天童、その奥の寒河江や月山がはっきり見えます。さらに少し下ったところで東を見れば、仙台の街の向こうに太平洋が広がっているのさえ見えました。どれも見たくてたまらなかった風景です。できることならいつまでも眺めていたいものですが、日も傾いてきたので名残惜しく去ることにしたのでありました。
かくして15時3分、無事二口峠に帰還。当初は真っ白なガスでどうなることかとおもいきや、結果として天気には期待以上に恵まれ、大展望をすっかり満喫できる大満足の山登りとなったのでありました。
天気がよいと、周りの山々もよく見えます。大東岳に三方倉山、南面白山に仙台神室などなど。こちらの方にもぜひ登ってみたいもんです。
最後に参考に荒井のコースタイムを記しときます。今回は約6時間の行程でした。ところどころ展望に恵まれ写真を撮ったり風景に見入ったりしてたので、すっかり時間がかかってます。さらに道中行き会った人間はひとりもなし。「登る人は少なく、静かな山歩きを満喫できる」と分県登山ガイドに載っているとおりの展開になりました。
9:07二口峠-9:47糸岳-10:02秋取峰-10:25石橋峠-10:47山王岳-11:10甲岩展望地-11:28小東峠-11:38小東岳分岐-11:47小東岳山頂(昼休憩)-12:41山頂出発-12:49小東岳分岐-12:54小東峠-13:05甲岩展望地-13:26山王岳-13:42石橋峠-14:08秋取峰-14:17糸岳-15:03二口峠
*1:「山伏峠」と呼ぶと二口峠通を気取れます(おい)。
社会に出てから祝日とかあまり関係なくなった(泣)
weathernews.jp
台風被害は心配ですが、この三連休も荒井は仕事なので、荒天でもあんまり影響がありませんで(泣)。
気がつきゃ1年経っていた
拙ブログのエントリを見返してみたら、たまたまパーフェクトペンシルを買ってから一周年だったことに気づきました。厳密には去年の9月19日にうちに届いて、21日のエントリでネタにしてます。
白状すると、買うまでは、酔狂が使うカッコイイえんぴつぐらいの認識でした(おい)。しかし実際手にしてみると、予想以上に実用的で、ガンガン使い込める道具です。運んで削って書いて消せる。信頼できる筆記用具をどこにでも軽便に持ち歩いて使えることが、これほどまでに便利なことだったとは。それは地味ながら衝撃的な体験でした。しかもスゴいカッコイイ(おい)。出先でメモをとるのはもちろん、山登りの記録をつけるのにうってつけで、今や欠かせない品となっています。ほうぼう*1に持ち歩いて使っているおかげでいろいろキズが付いてきたんですが、まぁ、貫禄が付いてきたということで(泣)
単体で完結する鉛筆は、想像以上に便利です。さすが伯爵コレクションを買えとは言いませんが*2、パーフェクトペンシルKidsや、いっそ三菱鉛筆に削り器付きのキャップを挿して使ってみるなどなど、同等の性能を備える鉛筆はわりと容易かつ廉価に揃えられるので、興味のある方は試していいとおもいます。