何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

電熱線を巻いた寝袋みたいなものでした

 本日ジャストシステムの通販サイトから届いたダイレクトメールに「着るお一人様用こたつ」というのがあったので気になって覗いてみました。ちょっといいなとおもったものの、よく考えたら荒井が部屋で寒さをしのぐために使っている羽毛の寝袋+ハクキンカイロと似たようなものなので、改めて買う意味がないことに気がつきまして(おい)

今年こそ買い換えるんだよな?

 外装がボロボロなのをはじめに、レンズが沈胴しなくなったり、レリーズボタンを押してもシャッターが切れなくなったり、ネジが一本吹っ飛んだり等々、荒井が使っているGR DIGITAL IIIがいい加減ポンコツになっていることは、これまでたびたび述べていることでありますが、最近なぜか「使い込んだ様子がカッコイイ」と褒められることがありました。それも2回、それぞれ別の人からです。
 「ボロボロになるまで使い込んで欲しい」というのは開発者さんのお言葉で、使い込むほどカッコよくなるというのが、なるほど、GRDという機種なんだなぁと感じ入ったのでありますが、もっとも、本体がボロくなってるだけで使いこなしているわけでもなく、荒井の腕前はもっとポンコツなんだけどな!(号泣)

 

車の鍵用の電池買った

www.asahi.co.jp


 お題と記事は関係なく、きのうは休みだったので、車の鍵用の電池を交換しました。
 荒井の車・パジェロミニにはいちおうキーレスエントリーが付いてまして、リモコン操作でドアロック・アンロックができるんですが、その電池がすっかり消耗してしまい、ここしばらく使えないという状態が続いてました。
 電池が切れても物理キーで開けることはできます。しかしここのところの寒波で鍵穴が凍り付いてしまい、鍵を回すどころか鍵さえ入れられなくて難儀したもんですから、キーレスエントリーも使えるようにしとかないと冷え込んだときに大変だとおもい、電池を交換することにしたわけです。
 それでキーレスエントリー機能は無事に復旧したわけですが、物理キーがいつでも使えれば問題ないんだよなとおもったことがしばしばで(おい)。

だいたい毎日入力9年目

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 というわけで今年もなんとかかんとか一年生きのびまして、このエントリを書く日になりました。いろいろあれどだいたい毎日MSXのプログラムを打ち込み続け、今年は25本ほど入力することができました。今年は一日一行という日がけっこう多かったような気がするんですが、気が乗った時はOCRで一気に進めるということもあったため、おもった以上に入力できたのでありました。
 今年は親切な方々からいくつもプログラムリストを提供していただくことができまして、未知の作品に触れることができました。提供してくださった内田さん、大須賀さん、ぺさん、綿帽子さんの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。


 今年入力した作品で一番印象に残るのは、やはり「ドリームランナウェイ」。MSXの限界に迫るスムーズでスピーディな3D描画に度肝を抜かされました。それでいてゲームもしっかり面白いから見事なもの! ギア操作のバグはご愛敬です(おい)。
 それと「ボンバー」「ウミンバ」「ドライブ・ゲーム」等、一連のポケットバンク収録マシン語ゲームが、小粒ながらなかなか感触がよかったです。さすがマシン語、スピードは正義ですな(おい)。BASICではシンプルながら駆け引きがおもしろい「釘ふんじゃった」、安定の高原作品「ハッピーコイン」が遊びやすくてよくできているなぁとおもいました。作りは相当に良い「マーブルマン」、執念のハイドライドフォロワー「SOUZAN」も強烈な印象を刻んだ作品でしたが...まぁ、遊ぶに厳しいので、オススメはしません(おい)。


 音楽界隈では珍しいレコードや隠れた名曲を発掘して楽しむ行為を「ディグ」と呼ぶのだそうです。古い投稿ゲームプログラムを発掘するという遊びも、そういう趣味なのかもしれません。9年ほど入力を続けていても、入力していないプログラムはまだまだ山のごとし。また来年も、細々と着実にあれこれ入力しては発掘してく所存です。
 例によって今年入力したプログラムは以下のとおり。そして気付けば毎日入力も10年目だ!


SAVE OUR DENCHU

釘ふんじゃった
FREE THROW
ROCK TRAP
E・1
おせんたくパンプネコ
マーブルマン
プクプク
SOUZAN
こたぐちくんつかれるッ!
ボンバー
ウミンバ
ドライブ・ゲーム
モービーディック
15パズル
立体迷路ゲーム
カエルの虫とりゲーム
ドリームランナウェイ
HAPPY COIN
REVERS
ドットガンナー
じゃんけーん
TWO-LINES

歳末一画面プログラム3題

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 というわけで年末の追い込みで一画面プログラムを3本打ち終わりましたのでご紹介。いずれもMファン89年3月号掲載の作品です。
 一本目「ドットガンナー」は、Mファン定番中の定番ドットバイパー式ゲーム。MSX2のページング機能を利用したピープホール式スクロールゲームで、自機は1ドットの点、というやつです。縦横斜めと強制スクロールするフィールド上に散らばる障害物を避け続け、高得点を目指します。


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 この作品一番の特徴は、SEをMSX-MUSICことFM音源で鳴らしていること。当時はMSX2+やFM-PAC等の出現で、MSX界にFM音源が広まりつつあった時期でした。多くのユーザーにとってFM音源が身近なものとなり、各種パソコン雑誌でもMSX-MUSICを扱った記事やプログラムの数が増えていたのですが、本作はファンダム初のMSX-MUSIC対応作品という触れ込みです。ゲーム自体はまさに典型的なドットバイパーゲームで目新しさはないのですが、さすがFM音源、音がゴージャスだと気分が盛り上がります。
 ついでにゲームオーバー時には画面がグラグラ揺れる演出があるのですが、MSX2のSET ADJUST命令を使っています。SET ADJUST命令は再設定しない限り画面がズレたままになってしまうので、ユーザー的にはプログラム中であんまり使ってほしくない命令でした(おい)。


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 二本目「じゃんけーん」はシンプルなスクロールゲーム。ジャンケンルールに従って、上から流れてくるオブジェクトをやっつければ得点です。
 ゲーム自体は非常に簡単で、やられる要素も少ないため、慣れればいくらでも遊べてしまいます。単調になりがちな嫌いはあるものの、エスケープシーケンスを使ったスクロールが至って高速で、動かしていて気持ちの良い作品です。ハイスコアを狙うよりも、環境ソフト的な遊び方が合うでしょう。


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 三本目「TWO-LINES」は、一風変わったヨッパライゲームです。上下対称に動く2本の線を操り、障害物に当たらないようゴールを目指します。2本を同時に面倒を見なければならないゆえ、頭がこんがらがるところが本作の楽しさ。うまく進むほど伸びていく、二つの線が描く軌跡が美しいです。

参加すると3色盛りにしてもらえるもんだから

 先日JAさがえ西村山がまたとち狂ったアイスを出したというので、河北町のひな産直センターに行ってきました*1。そこで去年に続き「食べっだいJAアイス」こと、歴代アイスの人気投票なんて企画をやってたので、参加してきたのでありました。荒井は前から気になっている「ナス漬け」を推してきたのですが、まぁ、無理だろうなと(おい)。


 ちなみに今回喰ってきたのは「子姫芋」「雪若丸」「バターナッツかぼちゃ」。どれも十分食べられる味ですが、雪若丸の米粒のプチプチいう食感は衝撃的でした(おい)。


 去年同様、上位3位は1月から3月にかけて月替わりで提供されるとのこと。確か去年は甘酒・焼き芋・ティラミスで、今回もそんな感じの結果になるんでないでしょうか。

*1:JAさがえ西村山のアイスはチェリーランドが一番有名ですが、ひな産直センターは比較的空いてる上、ここ限定のメニューもあったりするのでオススメです。