何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

自己満足の世界ではあるが

 さる理由で手書きの礼状を書くことになりました。ふだん一太郎に慣れきっているため、書くのはいつも一苦労です。しかも荒井は悪筆ですからなおさら。
 カスタム845はこないだカートリッジ*1を交換したばかりだし、書くものはあったかなと便箋を取り出したところ、そこから何年か前に書いた別の礼状の写しが出てきました。
 文字を書き間違えたり改行がおかしかったり等々悪戦苦闘して何度も書き直して、書き上がったのを見ても下手で様にならないなぁと、書いた当時はおもったものですが、時間をおいて見てみると、案外よく書けていて、へぇ、我ながら悪くないなと感心したのでありました。


 手書きだから気持ちがこもる、という見解に荒井は全く懐疑的ですが、手で書くということは、こういうことなんだろうなとおもったのでありました。 

*1:カクノを買うたび付いてくるカートリッジがいくつか余ってるもんだから。早くコンバーターで運用したいんですけど。

紅葉川と立谷川は別だったことを初めて知りました改めCOZAB GELATOさんに行ってきた

寒河江商店の屋号は会社名として健在ですのよ
cozabgelato.com


 それでこないだの日曜日、肘折から帰ってきた後で、先日開店したコザブジェラートさんに行ってきました。山寺に気の利いたアイスクリーム屋*1ができるぞという噂はわりと前に聞きつけ、どんなもんか気になっていたんですが、やがてマスコミやテレビなどで紹介されたこともあって、開業前から話題の店として注目を集めていたようです。





 ちなみに開業は13日。場所は立石寺前から面白山方面にちょっと入ったところ、紅葉川のほとり。開業直後で注目度も高いからそれなりに行列しているだろうと覚悟して行きましたが、昼の12時に到着すると*2案の定、店には15人ほどが並んでいました。駐車場が足りないのか、車で来た客の多くはそこいらに路上駐車していて、果たして迷惑になったりしないかしらと心配をしてしまいます。
 行列とはいっても回転自体は思ったより速く、15分程度で店内に入ることができました。注文方法は店に入ったらまずはレジで代金を払い、カウンターで好みのアイスを頼むという方式。チェリーランドのJAアイスと同じですな*3
 客数が多いときは行列中に整理券が配られ、その番号順での入店・注文となるようです*4。いまのところアイスは2色盛りと3色盛りのふたつで、コーヒーなんかも頼めます*5





 とりあえず初回なら無難なところにしとこうと、10種類ほど*6のフレーバーから選んだのはミルク・抹茶・キャラメル味噌の3色盛り。お値段は3色盛りが600円*7。この手のアイスではちょっと高めですが*8、その分素材や製法にこだわっているようです*9
 使ってる牛乳は眺山の牧場産。抹茶はカフェフクダエンさんが扱っているもので、味噌は矢野目糀屋さんの五八みそ*10。バカ舌の荒井でも一口食ってみただけで「いい材料使ってるな」とわかるのはもちろん、きちんと素材の味がします。いい材料を使ってまっとうに作ってるのだから、うまいのは当然です*11
 山寺なのでちょいと奥まったところではあるのですが、二口峠や面白山方面に行くついでに寄りたい場所が増えました。少々遅れましたが開業おめでとうございます。


*1:厳密にはジェラート屋さん

*2:その前にいばらきさんでまぜそば食ってたんだい。

*3:その後チェリーランドのさくらんぼ会館は券売機制になりました。

*4:ちなみに荒井が行ったときは50番目でした。

*5:繁忙期の週末などはドリンクメニューがお休みになることもあります。

*6:最近は日替わりで数種類程度を品揃えしてることが多いです。何度通えば全種類制覇できるんだ...

*7:2色盛りは500円です。

*8:コストコのフードコートならこの3分の1の価格で3倍くらい食えますもんな。

*9:価格は2018年当時のものです。

*10:味噌アイスってけっこううまいんですのよ。

*11:その後何度か行って別の味も試してるところ。苺のソルベットとかピスタチオとかもうまいよ。

琴吹紬さんが焼きそば食べる程度の夢

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 で、用事というのはさる集まりで肘折に行くことだったのですが、泊まりがけをいいことに、永年やってみたい夢だった「そば屋で昼酒」というのをやってきました*1。場所は折に触れて食べに行ってる寿屋さん。夕方まで時間が空いたのをいいことに宴会の予習だと、まだ日のあるうちにのれんをくぐり、軽くもりそばで花羽陽のもっきり酒を嗜んできたのでありました。


 山形の蕎麦は基本「ごちそう」なので、江戸前のような肴を出しているそば屋は意外と見かけません。まずは酒を頼むと付いてきたワラビ漬けをつまみながらちびちびやり、やがて運ばれてきた蕎麦をたぐってはちびちびやり、ワラビ漬けを平らげたら別添えの薬味のネギをツユに浸してちびちび、ツユのそば湯割りでちびちび、表の銅山川を見ながらちびちび、コップが空になったらお勘定、というあんばいです。


 まぁ、こういうものをこんなふうに食えだの、こんな順番で呑めだのといった、粋を気取るための「お作法」はいろいろあるんでしょうが、明るいうちから酒を飲んでいるんだぞというふまじめさや不健康さ、独特のゆるりとした雰囲気を楽しむことこそが醍醐味なのでしょう。そば屋の昼酒は女子のカフェ通いにも似た「癒やし」だなぁとつくづく感じ入ったのでありました。これは愛好する人がいるのも無理はありません。毎月毎週というのはやりすぎですが、年に1,2回ならやってみても悪くないなとおもいました。


 そば屋の昼酒、これはとてもいいもんです。寿屋さん、どうもごちそうさまでした!

*1:「昼酒」だけなら去年やりましたが、「そば屋で」というのはまだだったんですよ!

歳は取りたくないもんだぜ

 昨日今日と用事で出かけてさっき戻ってきたところで、非常にくたびれているので今日のネタはこのへんでおわります。10年前ならこの程度で疲れるなんてことはなかったはずなんですが、荒井も老いたもんだぜ(泣)。

たぶん日本で一番バイクに乗ってる人たちだから

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 例によってお題と記事は全く関係なく、お金を下ろしに街の郵便局に行ったら、駐車場を半分封鎖して、配達夫さんたちがバイク教習をやってました。一本橋に八の字等、なかなかテクニカルなメニューです。
 おもえば今は四月。入ったばかりの新人さんたちが、原付バイクで配達をするための練習をしているのだとおもいあたりました。
 まぁ、新人さんたちには明るい未来を見せてさしあげたいものです。

40年近く入ったことがない

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 あの将棋タワーは荒井が小さい頃からありました。かつては上に登れて、小さな窓から展望を眺めたような記憶があるのですが、なにぶん何十年も前のことなので、あんまりよく覚えていません。