何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ことしも懲りずに外飯はじめました

f:id:fukenko:20170319121249j:plain


 それで大洞寺に行った後、雪も解けたし天気もいいからと、場所を高館山に移し、ひさびさに米を炊いて昼飯としました。
 去年はほとんど外飯をやっていなかったので、まぁ腕が落ちた落ちた落ちまくり(泣)。焦げつきはしませんでしたがそのかわり、火加減に思い切りがないのと、米の吸水が不十分だったおかげで強飯になってしまいました。
 というわけでことしはもっと外で米炊いて喰おうとおもいます。

大洞寺に行ってきた

f:id:fukenko:20170319102815j:plain


 かねてから行こうと思っていた、大洞寺にようやく行ってきました。大洞寺は鶴岡にある曹洞宗の寺院です。なぜ荒井がそんなところに行こうとおもったのか。なぜなら、ここには斎藤学さんのお墓があるのです。


 斎藤学さんは、80年代後半に活躍したゲーム音楽家です。「ユーフォリー」「38万キロの虚空」等々、数々のシステムサコム作品に携わり、多くの名曲を遺しましたが、1992年、病気により22歳の若さで、惜しまれつつ亡くなりました。
 その彼が関わった作品のひとつが、こないだ荒井がクリアした「幽霊君」です。「幽霊君」についてあれこれ調べるうち、斎藤家の菩提寺が旧藤島町の大洞寺であり、彼の墓がわが山形県にあることがわかりまして、だったら山形のレトロゲームファンとして墓参りに行かねばと思いたち、冬が終わって天気も良くなった今の時期、とうとう行ってきたという寸法です。


f:id:fukenko:20170319102321j:plain


 大洞寺は旧藤島町の中心部にあります。酒田にも同じ地名がありますが、そちらではありません(おい)。彼岸の日曜日で天気もよいということで、花や水桶などを手にした墓参りの方々で賑わっていましたが、斉藤家の墓参りに来たのはどうやら荒井だけのようです。ご遺族の方々は山形から離れた土地で暮らしていらっしゃるので、ちょくちょく来られるわけでもないのでしょう。
 今の時期の庄内なので、すっかり雪は消えています。先月下見に行ったときは、まだあたりは雪だらけでした。


f:id:fukenko:20170319103037j:plain
f:id:fukenko:20170319102740j:plain


 彼が眠る斉藤家の墓は、墓地の南のほうにあります。白い御影石に「斉藤家之墓」と刻まれているのでこれだろうかと墓碑を確かめてみると、「学」の名があるので、これでまちがいないようです。命日は平成4年10月1日。山形はちょうどべにばな国体で盛り上がっていた頃でしょうか。戒名は「紘学清韻居士」。やはり音楽家であることにちなんだのでしょう。
 山形に墓があるのは、斎藤家のルーツが当地にあるからのようです。お父上は少年期を山形で過ごされたとか。墓にはもうひとり、昭和14年に亡くなられた方が眠っておられます。こちらは学さんのおじいさんでしょう。「維持平成五年」の銘から察するに、古くからあった墓を、学さんの逝去にともない建て直したようです。


f:id:fukenko:20170319102937j:plain


 というわけで思い出の品を供えて手を合わせ、名作への感謝とお礼にと、謹んで墓掃除をしてまいりました。妙なヤツが来たと草葉の陰から思われたことでしょう。
 もし今でもご存命だったら、古代祐三さんのような大ゲーム音楽家や、クラシック音楽家になられていたのかもしれません。ことしで没後25年。今でも夭折が惜しまれます。


 藤島町は、ウド鈴木さんの出身地として全国的に有名です。その一方で、レトロゲーム好きなら、斎藤学さんが眠る土地であることも覚えておいてほしいなぁとおもうのです。鶴岡にある有名人の墓は、加藤清正公だけではなかったわけですな(おい)。

フィルターは粉々に割れました

dc.watch.impress.co.jp


 そのむかし与蔵峠に行った際、木の根につまづいてすっころんで、ぶら下げていたFM3aに付けていたAi35mmF2Sを前玉から強打してしまったことがありましたが、レンズ保護フィルターのおかげで事なきを得ました。以来保護フィルターを必ず使うようになったのでした。

Microondas

 ボールペンがドイツ語では「クーゲルシュライバー」とやたらカッコよく呼ばれていることはよく知られてます。一方、スペイン語で電子レンジを表す「ミクローンダス」という単語も、トランスフォーマーみたいで負けず劣らずカッコイイと思うのです(おい)
 ついでにボールペンは「ボリグラフォ」*1

*1:Bolígrafo ペン一般はplumaとも呼ばれるようです。

メガネ、メガネ

 荒井は仕事中、鍵類はシャツの胸ポケットに入れていることが多いです。
 それできのう、仕事が終わってさあ帰ろうと、車の鍵を取り出すべく胸ポケットを右手で探ってみたら、そこにあるはずの鍵がありません。どうしたんだ、どこかでかがみ込んだときに落っことしたのに気付かなかったのか...と大いに焦りましたが、落ち着いてよく考えてみたら、職場で使う鍵をさっきポケットに入れた際、取り出しにくくなるからとすでに取り出して、左手に持っていたことを忘れていただけでした。てへ(・ω<)(おい)

子供の間ではバキュームカーと並んで人気だった(おい)

www.sankei.com


 自分が死んだらあれに乗りたいかということなのかもしれませんがそれはさておき、あのタイプの霊柩車は、いわばひとむかし前、過剰な演出として揶揄された「結婚式のゴンドラ」みたいなものなのかもしれません。

ティエラ・デル・フエゴには行ってみたい

togetter.com


 もしセルクナム族が現在に生きていたら、これら精霊の扮装は、上山のカセ鳥みたいなものになっていたのかもしれないとふと思った(おい)。