何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

画像はumuiさんのレッドカレーヌードルです。

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 ここしばらく、パクチーを口に入れる機会がなんどかありました。ベーグルサンドペヤング等々。なんどか食べてわかったんですが、パクチストというほどドハマりはしませんでしたが、どうやら荒井はふつうにパクチーが喰えるようです。よかったよかった。


 ちなみに画像のカレーヌードルはたいへんおいしくいただきました。

真冬のカキ氷

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 気になっていたティラミス氷を食べるため、天童の赤塚製氷さんに行ってきました。なんでも真冬でもおいしく食べられるかき氷をということで作られた冬限定メニュー。どうやってコーティングしたんだと不思議になるくらい全体に薄くまんべんなくティラミスのクリームをまとった山盛り氷に、掻いた氷の底と中にもティラミスクリームが埋まっているという*1脂肪肝が気になる荒井にはたいへんけしからん食べものです。そしてけしからん食べものとは、たいがい旨いのです(泣)。いいんだい、このための日頃の節制なんだよ!(おい)
 夏のかき氷以上に氷がふわふわで、さらにまろやかなクリームメインのやさしい口あたり。氷が溶けづらい冬だからこそ作れるんだろうなと、たいへんおいしくいただいてきたのでありますが、真冬のくっそ寒い平日の昼さがり*2、いつもはそれなりに人がいる店内には荒井以外に客はなく、こんな日に好き好んでかき氷を食う人間はやっぱり物好きなんだろうかとおもったのでありました(おい)。


 赤塚製氷さんは老舗の業務用氷屋さんで、近年はかき氷屋さんとしても評判です。去年からは移転した社屋にカフェを併設して、季節商品とされているかき氷を通年で食わせるというので、どんなものを出すんだろうと注目していたんですが、なるほど、冬向けのかき氷とは攻めていておもしろいアイディアです*3
 溶けづらいのでゆっくり食べられるぶん、実のところ、冬は氷菓子を味わうにはあんがい悪くない季節であります*4


 店外のテラス席で食べようかとも思ったんですが、さすがにお店のおねえさんの目が気になるのでやめときました(おい)。

*1:そしててっぺんにはもれなく生クリームだ!

*2:-2℃

*3:冬限定のパンケーキもうまいよ。

*4:食った後ガタガタ震えましたけどな(おい)。

そうは問屋が雪おろし

 この冬はこれまで雪がすくなくて、雪かきせずに済んで楽だなぁとおもっていたら、きのうきょうでいきなり降ってきてやっぱり雪かきをしなければならず、雪国はこういうもんだよなということでくたびれたのできょうのネタはこのへんで終わります(おい)

節制の途中

 去年の健康診断で、軽い肝機能障害だと診断されて以来、食べすぎに気をつけるようになったのですが、その甲斐あってか、さいきん、体重が60キロを切るようになりました。
 前職をやめてから体重が10キロほど増え、ここ数年は62~3キロ前後で推移。健康診断のときの体重が64.5キロでしたから、いまのところ4.5キロの減量に成功。60キロ切ったのは十年ぶりくらいの快挙です。
 というわけでいつになく爺くさいことを書いて今日のネタはこのへんで終わり(おい)。

もっぱらRDPIII使ってます

dc.watch.impress.co.jp


 現在うちの冷蔵庫に期限切れのコダクロームが一本残ってたとおもうんですが、さすがにこちらの現像はもうやってくれないんでしょうなぁ(おい)。それはさておき、結果が物として残るというフィルムカメラの特徴は、今でもデジカメにはない利点だとおもうので、いまだに荒井はフィルムカメラも使っていたりするわけです。撮ってておもしろいのも銀塩の方ですし。
 ところでAPSフィルムも十何本残ってるので、そろそろ手を付けてやろうかとおもいます。フィルムの状態も心配ですが、Tix動くかしら...
 

こんどは五十三次カードを狙います

 先日、ひさびさに永谷園の梅茶漬けを喰いました。
 子供のころ、茶漬けはあんまり好きではありませんでした。なぜなら。茶漬けの湯に浸したシャバシャバした食感が苦手だったから。同じ理由でお粥やおじやもあんまり好きではありませんでした。
 それは今でもあんまり変わりはなくて、米はやっぱり銀舎利派なんですが、久々に梅茶漬けを喰ったら、塩気と爽やかな酸味と湯漬けになったおかげでごはんがさらさらと食いやすくなったことに気がついて、永谷園の茶漬けは意外と旨かったんだなと思ったのでありました。荒井も歳を取ったんですかねぇ。

キーカチャカチャ

 「若者のパソコン離れ」みたいなニュースを、最近しばしば目にします。曰く、スマホタブレットが普及して、昔ながらのキーボードやマウスを使うパソコンなしでもコンピューターの恩恵を享受できるからなんだと。キーボードやマウスに抵抗がある、なんて話もちらほらとびこんできます。
 たしかに昔と比べてコンピューターの操作はかんたんになりました。言語とかハードとかの知識がなくとも、昔以上に高度なことがやすやすと、しかも直感的な操作でできてしまいます。
 しかし電気屋さんとかのパソコン売り場を観察してみると、子供さんや若い方々が、パソコンの前に立って、キーボードをてきとうにカチャカチャと押している姿はよく見ます。
 とうぜん、意味のある操作なんかしていません。てなぐさみにデタラメにキーを押して遊んでいるだけです。その様を眺めるうち、自分がはじめてパソコンに触れたときことをおもいだしたので、こんな文をしたためてみます。


 そのむかし、荒井がまだ「ナイコン族」だったころ。父親に連れられて、近所の電気屋さんに行ったときのことです。父の用事のついでに連れられていったので、用事の間邪魔にならないよう、これで遊んでしばらくおとなしくしていろと、店の片隅の机の前に座らされました。そこにあったのが、電源の入ったパソコンでした。たしか日立のベーシックマスターだったか。画面にはBASICの初期画面が表示されてありました。
 パソコン*1という道具の存在は知っていましたが、実物を目にするのはその時がはじめてです。とうぜん当時はBASICだのマシン語だのを知っているはずがありません。持っている知識は「じぶんがめいれいすれば、コンピューターはそのとおりになんでもやってくれるんだ」程度のもので、もはや知識なんてレベルじゃありません。
 で、そのとき荒井は何をやって遊んだか。やはり「キーカチャカチャ」でした。デタラメにキーを打ち、モニターに現れるデタラメな文字列を見て、あぁ、もじがでったな、ぼくはコンピューターをつかってだぞ、と思うくらいのものです。プログラムを組むでもなく、ゲームで遊ぶでもなく。何も知らないんですから、意味ある操作などできるはずがありません。
 ところが。荒井はガッカリするどころか、むしろ「コンピューターはおもしぇえなぁ!」と、キーカチャカチャでけっこう楽しく遊んでいたのです。


 おそらく、現在キーカチャカチャをしている子供さんや若い方々は、パソコンに何かをさせようとしてカチャカチャやっているわけではありません。そこにキーがあるからカチャカチャやって、パソコンを操作したつもりになっているだけでしょう。その感覚は、おそらく荒井がベーシックマスターの前でやっていた感覚と、あまり変わりはないはずです。
 その後、荒井はパソコンやBASICに関する知識を次第に身につけていって、デタラメではコンピューターは動かせないことを学ぶわけですが、入り口がキーカチャカチャだったことに変わりはありません。


 まぁ、キーカチャカチャよりかんたんな操作で思うことができてしまうこと、キーカチャカチャからもう一歩踏み出させる何かが欠けていることが「若者のパソコン離れ」ということなんでしょうが、今の若い方々もキーをカチャカチャやっているのを見つけると、キーボード操作はあんがい抵抗なく受け入れられるものなんじゃないかとおもうのであります。

*1:当時はまだ「マイコン」の名称の方がしっくりくるものでした。